夏間近、県外で開催される富山県のイベントを紹介しよう。「就活女子応援カフェ～インターンシップ準備編～」が、2019年6月15日(土)に金沢、22日(土)に名古屋、23日(日)に京都で開かれる。県外の大学などに在学する女子学生を対象に、UIJターン就職の促進を図るイベント。現在、参加者受付中！日本橋とやま館では、開館3周年記念フェアを開催中＜6月23日(日)まで＞。蔵元来館「とやま地酒の会」など多彩なイベントを体感してみては。

●スイーツを味わいながら、先輩女性社員とざっくばらんに語り合おう

　女性有業率や正規雇用率が高く、女性が活躍できるフィールドが整っている富山県。「就活女子応援カフェ～インターンシップ準備編～」は、UIJターン就職を希望、または県内企業でインターンシップをしたい女子学生＜2021年3月以降に卒業予定の女子学生(大学・短大生・専門学校生)＞を対象にしている。“インターンシップの準備セミナー”＋“県内企業で働く素敵な女性社員とのカフェ座談会”が組まれており、スイーツやお茶を楽しみながら、インターンシップや就職活動に役立つ情報を学べるほか、インターンシップを受け入れている県内企業の先輩女性社員と会話しながら、会社や仕事内容などについて聞ける。

　6月15日（土）は金沢会場「トコトコ(石川県金沢市本町2-1-12　金沢駅東口から徒歩5分)」、6月22日(土) は名古屋会場「Lupinus(ルピナス：愛知県名古屋市西区名駅2-33-17　名古屋駅から徒歩5分)」、6月23日(日) は京都会場「el Pollo(エルポジョ：京都府京都市下京区桜木町99ブーケガルニB1　京都駅烏丸口から徒歩5分)」で開催される。各会場14：00から16：00まで（受付は13：50から）。

　参加企業は、金沢会場が立山科学グループ＜ものづくりカンパニー＞、(株)プレステージ・インターナショナル富山BPOタウン＜サービス業(アウトソーシング)＞、北陸コンピュータ・サービス(株)＜システムインテグレーター＞。名古屋会場が石友ホームグループ＜建設業(住宅メーカー)＞、(株)プレステージ・インターナショナル富山BPOタウン、北陸コンピュータ・サービス(株)。京都会場が石友ホームグループ、(株)北陸銀行＜金融・銀行業＞、北陸コンピュータ・サービス(株)。

　いずれの会場も参加費無料、事前予約制。先着30名なので、申込フォームから早めに申込みを。問い合わせは、富山くらし・しごと支援センター 大手町オフィスへ(TEL.0120-108-250)。

　県移住・UIJターン促進課では、「県内企業の先輩女性社員と話しをすることで、働く自分をイメージしてみてください。2015年から開催していますが、今年度初めて金沢会場を設けました。自由な服装で、気軽に参加ください」と話している。

●日本橋とやま館開館3周年記念フェアで富山を体感

　日本橋とやま館3周年特別展示「TOYAMA JAPAN2019」では、8月23日(金)～9月23日(月・祝)、富山県南砺市利賀村と黒部市で開催される国際的な舞台芸術の祭典「第9回シアター・オリンピックス」を紹介する企画展が始まった。モニターで紹介映像の放映や、写真パネルなどを展示している。また、「富山の伝統工芸品展」もぜひ見学を。伝統的工芸品に指定されている高岡銅器、井波彫刻、高岡漆器、庄川挽物木地、越中和紙、越中福岡の菅笠を展示。精緻な技の数々に触れてみてはいかがだろう。

　マンスリーイベント「クリエイターズトーク」3周年記念スペシャルとして、「佐藤卓さんが見つけた富山の『デザイン』＜6月19日(水)19:30～21:00＞も楽しみだ。富山県美術館の屋上庭園「オノマトペの屋上」のデザイン監修を担当したグラフィックデザイナーの佐藤卓氏が登壇し、富山のデザインを語る。

　各フロアの特別企画にも注目してほしい。日本橋とやま館入口のテーマ展示コーナー・トヤマテーブルでは、横幅約1ｍを超える「井波彫刻　超特大獅子頭」を展示中。開館3周年の記念に制作された迫力満点の獅子頭の木彫りの技に触れられる。ショップフロアにある和食レストラン「富山はま作」では3周年記念特別ランチ「まつり丼」（1日限定10食）を提供。シロエビやバイ貝など富山の海の幸、氷見牛ローストビーフなど里山の幸を盛りつけた豪華な丼が味わえる。バーラウンジでは、富山のご当地レトルトカレー「しろえびカレー」、「黒部名水ポークカレー」、「薬膳カレー（ビーフ）」を楽しめる（平日のみ）。暑い日には辛いカレーが食欲を高めてくれる。

　蔵元来館「とやま地酒の会」＜6月16日(日)①15:30～16:45、②17:30～18:45　和食レストラン「富山はま作」＞は、地酒ファンには魅力的なイベント。県内6つの酒蔵から女性蔵元らが来館し、日本酒の魅力や蔵の歴史、こだわりを紹介する。地酒と特製おつまみを味わいながら話が聞ける。参加申込みなど詳細は日本橋とやま館のホームページへアクセスを。

　開館3周年記念オリジナルグッズも手にしてみたい。パリを拠点に活躍する現代アーティスト・河原シンスケ氏とのコラボ企画によるオリジナルトートバッグ＜1,512円(税込み)＞を限定販売。同氏が愛するウサギのイラストをモチーフにしたもので、ショッピングやレジャーに重宝しそうだ。

　日本橋とやま館では、「当館は平成28年6月、富山の上質なライフスタイルを提供する場として開館し、今年開館3周年を迎えました。フェアでは、見て、触れて、味わって、参加して、富山を体感することができます。ご来館をお待ちしています」と話している。