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2022年 12月 21日 [ イベント ]
No.1071:作家の世界観を視点ごとのぞき込むチャンス到来!「デザインスコープ」展、絶賛開催中。
富山県美術館“5周年”の新たな目玉は、感覚に訴求するデザイン展
「デザインというレンズを通した視点」を意味する造語を冠とした「デザインスコープ」展は、来館者それぞれがミクロ・マクロの視点から展示作品ひとつひとつを“のぞき込む”ことで、出品作家の意図だけでなく、自身の中の「気づく」「感じる」「発見する」をより深く掘り起こせる“参加型”の企画展となっている。開催初日にはオープニングセレモニーが催され、その直後には副館長とアートディレクターによる展示解説に出品作家4組(6名)が自らの作品紹介を添える形で、招待者・メディア向けの鑑賞会も行われた。
空間から彩られた、作家の世界への没入感の虜に
「デザインとアートが限りなく近づく現状と未来のデザインの可能性を俯瞰する」という趣旨の下、8作家(個人6名+ユニット2組)それぞれの「個性」と「視点」が開放された今企画展。館の2階(展示室2、3、4)には作家ごとのスペースが確保され、レイアウトや光、素材、ギミック、音、映像などを駆使して表現した「空間」を披露している。押し寄せ、包み込まれるような迫力は現地ならではの醍醐味なので、読者の皆様にもこの感覚を直接味わっていただきたい。
様々な派生イベント、ライブ配信なども続々。
ちなみに、3月5日までの開催期間中は、出品作家をゲストに迎えてのトークセッションも多数予定されている。直近では12月24日と25日、年明け以降は1月14日、2月11日、2月18日、3月4日に開催される予定。開催時間はいずれも14時からの90分間で、参加費は無料(展覧会は有料)なのでお気軽に。なお、セッションの組み合わせは企画展の特設Webページから確認でき、トークイベントの様子も「富山県美術館公式YouTubeチャンネル」にて無料ライブ配信されるので、こちらも予習やおさらいとしてチェックしておくとよさそうだ。また、2月19日15時からは、脳科学者の中野信子氏を迎えてのスペシャルトークも予定している。(要申込)
会場内はほぼすべての作品が撮影可能で、同時期開催で館内各所に作品が展示されている、林勇気《もうひとつの世界の見方002》およびSPREAD《Star*》を含むInstagram投稿キャンペーンも行っている。 また、デジタル技術を活用した取組みとして、Web上のヴァーチャル空間での3Dオンライン展示を実施する予定があるとのこと。こちらは鋭意制作中とのことで、特設Webページの更新を待とう。
- 【問い合わせ先】
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富山県美術館
TEL:076-431-2711
●「デザインスコープ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」展の詳細
https://tad-toyama.jp/exhibition-event/16596
●デザインスコープ展関連イベントや同時期開催のイベントは県美術館ホームページを参照
https://tad-toyama.jp/