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2023年 3月 15日 [ トピックス ]

No.1080:県内学生がデザイン!「G7富山・金沢教育大臣会合」のロゴ&ポスターについて聞いてみた

県は2月中旬、5月12日~15日に開催される「G7富山・金沢教育大臣会合」の公式ロゴマークおよびポスターの完成を発表。富山県と石川県の美大生の連携で生まれた2種類のポスターは今、開催への機運を高めるべく各地に貼り出し中だ。今記事では、制作開始から完成に至るまでの裏話、作品に込めた思い、その具体的な活用まで掘り下げる。

●G7の教育大臣会合が5月に富山・石川で開催!

「G7富山・金沢教育大臣会合」は、フランスや米国、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7か国並びに欧州連合(EU)が「地球規模の課題について意見を交換する」国際会議の「G7サミット」の広島開催に合わせ、全国各地で行う関係閣僚会合のひとつだ。富山・金沢での開催は、国内で初となる「複数の自治体による共催」という点で特に注目を浴びている。県では「これまでも連携した取組みで飛躍してきた2県で、教育力の高さや自然、歴史文化、食の魅力をアピールし、共催ならではの相乗効果を」と意気込んでいるという。

●ロゴマークの制作は、両県の「連携」を意識


▲富山大学芸術文化学部の学生


▲完成までに制作したロゴマーク

そんな一大行事のPRに先駆け、まずは2県共通のロゴマークの作成に着手。こちらは「富山大学芸術文化学部(岡本ゼミ)」の学生が両県の意見をまとめながら手掛け、完成に至った。発表会見では、「この会合にとってなにが必要な要素か」を両校の先生同士が話し合い、学生にフィードバックし、ディスカッションを重ねながら「狙いを定め、絞り込みながら進めた」という経緯が語られており、担当者も「数えきれないほどの案を出していただきました」と振り返る。

●太陽マークの中に、富山と金沢のたくさんの魅力を凝縮したロゴに!


▲完成したロゴマーク

まずはロゴマークから見てみよう。鮮やかな「虹色」には両県の彩り豊かな魅力を、内側の「太陽」には「ミライの世界中の子供たちの教育を照らす太陽のような会合に」という願いを込め、その内側には両県の名所や名産など細かな「らしさ」も散りばめている。文字ロゴは、地名の間に「手をつなぐ」イメージのアイコンをあしらうことで、両県が一体となって会合が開催されることを表現したそうだ。担当者は「太陽マークの中に何が描かれているかを探しながら、改めて両県の様々な魅力に気付いていただれば」と期待を寄せる。なお、マークに描かれたイラストのモチーフなどはHPで確認できるとのことで、「答え合わせ」までもが醍醐味となりそうだ。
https://www.pref.toyama.jp/111005/kensei/kenseiunei/kensei/top/logo.html

●富山版ポスターは県内各所に続々!掲載企業も募集中


▲完成したポスター(富山版)

そしてポスターもチェック。富山版では、太陽のロゴの下に立山連峰と富山の街並みをあしらうことで、「ミライを照らす太陽が立山連峰にのぼり、富山のまち、ミライの教育を照らし輝かせる!」といったメッセージを力強く示している。「G7がやってくる!」というワクワク感と、人々を温かく包み込む「やさしいミライの輝き」をイメージした躍動感溢れる大判(B1)ポスターは、現在、各市町村の役場や図書館、富山市内の小中学校、駅などで目にできる。既に「遠くから見ても目を引く!」「近づいて見るとかわいらしいモチーフが」と評判になっており、担当者も「これは○○かな?」と予想しながらポスターを眺める場面を目にしているとのことだ。ちなみに、ポスターの掲出に協力いただける企業や団体はまだまだ募集中。担当者は、「日本では7年ぶりとなる国際会合が県内で催され、新時代の教育に関するグローバルな議論が富山から世界に発信されます。ポスターを県内各所に掲出いただくことで、会合開催へのワクワク感を高めていければと思っていますので、ぜひご協力ください」と広く呼びかけた。

▽応募用のHP内専用フォーム

https://www.pref.toyama.jp/111005/kensei/kenseiunei/kensei/top/committee/bosyu.html

【問合せ先】
富山県経営管理部行政経営室G7教育大臣会合推進班
TEL:076-444-3586
FAX:076-444-8694

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