令和4年版『富山県民手帳』（編集：富山県統計調査課）発売について紹介しよう。県内の約80施設でお得なサービスが受けられるジョイフルカード、鉄軌道王国とやま、東京地下鉄路線図など令和４年版も充実した内容となっている。

●選べる2タイプの月間予定表

ビジネスにプライベートに、毎年活躍してくれるステーショナリー。10月28日に令和4年版『富山県民手帳』＜編集：富山県統計調査課、発行：富山県統計協会＞が発売された。サイズはB7判変型(縦14.8cm×横9.1cm×厚さ1cm)で、本体の日記編、別冊の資料編の分冊型。バッグや背広のポケットにもすっぽりと収まる、ジャストサイズだ。

表紙カバーは紺とアイボリーの2種類。紺カバーの月間予定表は横罫タイプ、アイボリーカバーはカレンダータイプとなっており、好みで選べる。カレンダータイプの月間予定表は月曜始まり。なお、月間予定表以外は2色とも同じ内容だ。

令和4年版のポイントは昨年に引き続き、「新型コロナウイルス感染拡大防止と社会経済活動の両立に向けて」のカラーページを設けたこと。感染防止の基本3箇条や「新しい生活様式」の実践例を紹介しているので、手帳ですぐ簡単に思い出すことができるのは便利。このほか、なかなか会えない友人や親戚、家族におすすめの富山のお土産として、「越中富山 幸のこわけ」、「越中富山 技のこわけ」、「富のおもちかえり」、「べつばら富山」の紹介ページも設けている。

1週間を見開き単位で掲載するウィークリーページでは、過去10年間分の該当日の天気(富山市)が晴、雲、雨、雪のマークで表示されている。また、週単位で県内の祭りや行事もチェックでき、観光やレジャーの参考になる。外国人人口の推移、小学校・中学校・義務教育学校の児童生徒数、年平均気温など、昭和・平成・令和の数字を比較した統計データも掲載している。

●ページをめくり、富山と出会う

別冊の資料編は、手持ちのデータベース。持ち家率や一人あたり県民所得、雇用者に占める正社員の割合、火災発生件数、一日の出生数、結婚・離婚件数、水道使用量、新設住宅着工戸数などの統計データ、県内15市町村のみどころや特産品・味覚、ゆるキャラ、『みんなで進めよう　わが家の防災』などを紹介。ページをめくるごとに富山と出会える。なお、防災に絡めて、本体の日記編に「防災メモ」のコーナーが新たに設けられているので、家族で話し合い、「近所の避難場所」、「家族の集合場所」、「安否情報を取り次いでくれる人の連絡先」を記入しよう。

令和4年版『富山県民手帳』の価格は650円(税込)。販売は、県内の書店、富山県統計協会、D&DEPARTMENT TOYAMA（富山県民会館内）、県内一部のコンビニエンスストア・ホームセンター、県内JRハートイン・おみやげ処富山、東京の日本橋とやま館、いきいき富山館、大阪の近畿富山会館など。

なお、手帳に関するご意見・ご感想をお寄せいただいた方の中から、抽選で50名に翌年の『富山県民手帳』がプレゼントされる。