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2021年 11月 17日 [ トピックス ]
No.1022:『うみとやま』創刊、リアルとオンラインで発信
●海と山と、その間。ちょうどいい旅、富山旅
『うみとやま』のテーマは、「海と山と、その間。ちょうどいい旅、富山旅。」へのいざない。富山旅へのちょっと頼れる道しるべとなるだろう。限られた誌面で紹介しきれなかった情報は、WEBサイトに掲載されている。富山県では、自然や伝統、文化、食などの魅力や、旬の観光情報などをリアルとオンラインで発信することにより、富山ファン、リピーターの確保につなげたいとしている。
各コーナーを紹介しよう。秋冬号の巻頭特集は、「脈々と、とやま」―「みなとまちを歩きながら、旬のオイシイとやま旅」。“日本のベニス”と呼ばれ、川沿いに漁船が係留される新湊・内川からはじまり、「ひみ寒ぶり」でその名を轟かせる氷見、最近続々と新店がオープンしている岩瀬、人口に対する飲食店数が全国トップクラスの魚津、「清水(しょうず)」と呼ばれる黒部川の伏流水が扇状地の各地でこんこんと湧き出す黒部と、5つの港町について、それぞれ地元で活躍する案内人のおすすめスポットや各町の魅力を取り上げている。地元で暮らす案内人の生活者ならではのコメントも読んでいて参考になるだろう。
新湊・内川エリアでは、漁船が内川に並ぶ夕焼けのシーンが印象的。どこを切り取っても絵になるノスタルジックな風景が広がる。9月に解禁となったベニズワイガニが新湊漁港でずらりと並ぶ光景も圧巻。赤い絨毯を広げたようだ。
●世界へアピールできる富山いろいろ
「はっとするよ、とやま」のコーナーでは、ものづくりの魅力をクローズアップ。秋冬号では、鋳物の町・高岡で1日弟子入り体験の様子を紹介している。錫の鋳物で注目を集める「能作」や、着色を専門に手掛ける「モメンタムファクトリー・Orii」、高岡鋳物発祥の地・金屋町でオリジナルアクセサリーづくりを体験できる「大寺幸八郎商店」を取り上げている。
感動の味を、舌の記憶に刻もうー「おいしすぎる、とやま」は富山の食の魅力をアピールする頁。「天然のいけす」と呼ばれる富山県の冬ならではの魅力を紹介する。秋冬号では県内各地の鮨店を掲載しており、ずらりと並んだ鮨の共演に心も踊る。
「世界に響く、とやま」は世界に誇れるスポットを取り上げるコーナー。秋冬号のテーマは、世界遺産に登録されている五箇山合掌造り集落。いまも人々が生活する世界遺産で、その暮らしを体験することができる。五箇山和紙の里では、和紙漉きでオリジナルのはがきづくりへの挑戦を提案する。
『うみとやま』はA4サイズ、オールカラー、16頁。年2回発行予定。毎号18万部。JR東日本各駅、JR西日本各駅、名古屋鉄道各駅、近畿日本鉄道各駅、NEXCO中日本管内、あいの風とやま鉄道各駅などへ配布。
富山県観光振興室では、「観光情報誌、WEBを通じて富山県に興味をもたれた方は、富山旅行の検討を。QRコードを読み取ると、より詳しい情報や写真を見ることができます。」と話している。
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●富山県地方創生局 観光振興室
TEL.076-444-3517
FAX.076-444-4404
https://umitoyama.jp