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2021年 9月 15日 [ トピックス ]
No.1015:「新観光ルート(通称:黒部ルート)」、名称募集!
●電源開発の軌跡と黒部奥山の絶景体験へ
黒部ダムと黒部峡谷の欅平を結ぶ、全長約18kmのルートは、通称「黒部ルート」と呼ばれている。黒部川第四発電所の建設などに伴い、日本電力(株)や関西電力(株)が工事用ルートとして整備したものだ。今も発電施設の保守・工事などに利用されており、普段は工事関係者しか立ち入ることができない。
県は2017年6月に「『立山黒部』世界ブランド化推進会議」を設置し、世界ブランド化に向けたさまざまなプロジェクトを開始した。その中の一つ「黒部ルートの一般開放・旅行商品化」については、関西電力(株)と協議を重ねた結果、2018年10月に協定を締結し、安全対策工事完了後の2024年に年間最大1万人の規模で一般開放することになった。
これにより、世界的な山岳景観を誇る立山エリアと日本一のV字峡である黒部峡谷が結ばれ、「立山黒部」を周遊することが可能になる。
新たな観光ルートとなる「黒部ルート」では、蓄電池機関車やインクラインなどの乗り物で進みながら、地底に作られた多様な電源施設や設備、掘削時岩盤温度が160℃に達した高熱隧道など、電源開発の軌跡を体感できる。また、荒々しい稜線が織りなす裏剱や仙人谷など、長く険しい道を辿った登山者等限られた人しか目にすることのできない黒部奥山の絶景も満喫できる。
●黒部峡谷と立山黒部アルペンルートを結ぶ新観光ルート
名称の募集は10月31日(日)締め切り(※郵便はがき:当日消印有効)で、誰でも応募可能。応募は一人1点で、重複が判明した場合は無効となるため注意。
応募方法は、WEBサイトまたは郵便はがき・FAXのいずれかで、名称案を下記の①、②、③から1つ選択。
①新観光ルートの名称(自由記入)
※名称の説明(由来・コンセプト等)も記載(200文字以内)。
②宇奈月黒部キャニオンルート
※「キャニオン」は英語で、意味は「峡谷」。黒部峡谷の地底を通ることをイメージ。
※宇奈月を拠点に黒部ダムへ至る電源開発の歴史を踏まえ、「宇奈月黒部」と記載。
③黒部宇奈月ヒストリアルート
※「ヒストリア」はラテン語で、意味は「史書」。電源開発の歴史をイメージ。
※知名度の高い「黒部」を先に表記し、発着地点である「宇奈月」を次に記載。
WEBサイト(パソコン・スマートフォンなど)での応募の場合、https://unazuki-kurobedam-route.jp/routename-boshuにアクセス。
郵便はがき・FAXでの応募の場合は、次の1~6の必要事項を記入して応募。
1.名称案の番号①、②、③のいずれかの番号(①の場合は名称案とふりがなも記載)、
2.名称案を選んだ理由(①を選んだ場合は、名称の説明(由来・コンセプト等)も記載)。
3.氏名 4.年齢 5.郵便番号・住所
6.連絡先(日中連絡のつきやすい電話番号、メールアドレス)。
送付先は〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 富山県観光振興室 立山黒部観光戦略班 <FAX番号>076-444-4404
賞品は、採用された名称の応募者から抽選で、①新ルートの無料招待券ペア3組6名(副賞:旅行券10万円分)。全応募者から抽選で、②富山県産品を選べる「トヤマカード」(5,000円相当)10名、③「黒部宇奈月カレーセット」(5,000円相当)10名<提供:黒部市>。
発表時期は2022月1月頃を予定。お問い合わせは公式WEBサイトのルート名募集ページ内にある、お問い合わせフォームにて。
- 問合せ
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●富山県地方創生局 観光振興室
TEL.076-444-4498
FAX.076-444-4404