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2013年 2月 13日 [ トピックス ]
No.593-1:富山の魅力を全国へ、『とやま日季』冬号発行! ★30名様に本誌プレゼント★
自然体の富山の暮らしと季節の話題を紹介する『とやま日季』冬号が発行された。立山町芦峅寺に居を構え、立山や富山の風景を撮り続けている写真家の暮らしを紹介するほか、富山湾の冬の味覚・ブリや国宝瑞龍寺探訪など、今号も富山の旬の話題が満載。30名様に本誌プレゼント。応募は記事本文最後のプレゼント応募フォームから<2月17日(日)締切り>。
●表紙、裏表紙に荘厳な立山連峰の写真
ページをめくるごとに富山の季節の息吹、人の温もり、暮らしの手触りが感じられる『とやま日季』。冬号の表紙を飾るのは、冬晴れの立山連峰の写真。万葉の歌人・大伴家持が「見れども飽かず神からならし」と歌に詠んだように、立山は何度見ても神々しく見飽きることがない。その雄大さ、気高さが表紙からも伝わってくる。裏表紙の「エッセー・わたしのとやま」では、映画監督・キャメラマンの木村大作さんが「またまた立山の思い」として、立山連峰で撮影した「劔岳 点の記」や立山への思いをまとめている。「立山の厳しい自然があったから、それに立ち向かう人間の美しさが引き出せたのだ」という言葉が印象的だ。
「とやま暮らし日季」には、立山への入り口、立山町芦峅寺で暮らす写真家の高橋敬市さんと敏子夫人が登場。高橋さんが剱岳山頂付近に上がる雪煙を撮影した「雪煙上がる早月尾根」の写真が誌面を飾る。高知県出身の高橋さんは富山に暮らして24年。これまでに立山や富山の表情を精力的に撮影し、自然の営みや暮らし、文化の魅力を発信してきた。立山・美女平のタテヤマスギのもとに10年通い続けて撮影し、完成した写真集『立山杉』など、富山に住んでいるからこその作品は宝物だ。最も大切にしてきたテーマは「水の循環」。「山にかかる雲が雨や雪となり、川となって富山湾へ流れていく。それがふたたび水蒸気となって山の雲になる。これからも四季を通して、水の豊かな富山ならではの風景を撮り続けていきたい」と語る。
「とやま対談」では、観光カリスマ、地域振興・再生のコンサルタントとして全国各地で活躍中の山田桂一郎JTIC.SWISS代表と石井知事が、富山の魅力や観光・地域振興について語り合った。とやま観光未来創造塾・主任教授でもある山田代表は、海越しの立山連峰や祭り、食など観光資源が豊富な富山を「スイスに海がついたようなもの」と絶賛する。一方、県民が自分のまちに住んでいることに誇りを持つことや、地域外から富山のまちに行ってみたいと思われるような仕組みと努力、「○○するなら富山へ行くしかない」という「必然性」づくりが必要と強調する。キーワードとして挙げたのが、「感幸地(かんこうち)」。「訪ねてきた方も、生活している人たちも、幸せを感じる地域だということを強く打ち出すこと」という山田代表に対し、「自分たちの住む地域の魅力を磨くことが観光振興のためにもなる。そこに暮らしている人達が地域に誇りを持ち、楽しみ、幸せを感じることが大事ですね。そういう意味では、観光振興とか地域振興のためにも、結局は人間の振興を図ることが大切」と石井知事は今後を見つめる。
●歴史の謎に触れる国宝瑞龍寺の旅へ
「とやまブランドものがたり」では、富山湾の王者・ブリを紹介している。冬の富山湾で獲れるブリは、北海道沖から九州に南下途中の3歳以上のブリで、長旅と産卵に備え、栄養と脂をたっぷり蓄えた状態でやってくるという。漁獲後すぐに大量の氷水につけ、仮死状態にする「沖締め」、ブリにストレスを与えない定置網漁など、富山湾で揚がるブリがおいしい理由を挙げている。
法堂の荘厳な佇まい、左右対称の伽藍配置――「とやまを観る旅」では、高岡市にある国宝瑞龍寺をクローズアップしている。山門、仏殿、法堂が江戸時代の建築技法で建てられた寺社建築物としては全国で初めての国宝指定。建築技術のほか、「トイレの神様」として知られる烏瑟沙摩明王(うすさまみょうおう)など見どころも多い。整然と並ぶ伽藍や庭園の美しさの一方、仏殿の屋根に鉛が使われた理由や、加賀藩二代藩主・前田利長の位牌の位置など、史料に残されていない歴史の謎にも思いを馳せられるという。
“おいしい富山をお取り寄せ”と謳う「とやま美食通信」では、富山市山田地域のりんごジュースと柿酢を紹介。完熟したりんごを使ったジュースは自然の甘みがたっぷり。名物の柿酢はビタミンやカリウム、カロチンなど栄養分も豊富だ。誌面では、これらの商品のお取り寄せ情報も紹介している。
『とやま日季』冬号は、A4判、オールカラー、16頁。東京・有楽町の「いきいき富山館」、東京、大阪、名古屋の富山県事務所のほか、県内ではいきいきKAN(富山駅前CiCビル5階)、県刊行物センター(県民会館1階)、道の駅、ドライブインなどで配布されている。
『とやま日季』冬号を抽選で30名様にプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容「とやま日季」・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号・記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。<2月17日(日)締切り。発表は発送をもって代えさせていただきます。>
→プレゼント応募フォームはこちら
問い合わせ
●富山県観光・地域振興局地域振興課
TEL.076-444-9605
FAX.076-444-4561
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1400/