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2022年 1月 26日 [ トピックス ]
No.1029:「富山県推奨とやまブランド」新たに1品目認定
●優れた県産品を広く発信
富山には、多くの人を魅了する県産品が数多くある。それらの中から特に優れたものを広く発信し、ブランド力のアップや富山県の地域イメージの向上を図るために、平成22年に創設されたのが、「富山県推奨とやまブランド」認定制度だ。県内外の有識者で構成する「富山県推奨とやまブランド」育成・認定委員会が、「高い品質と信頼性・安全性」「オリジナリティ」「富山らしさ」など5つの基準に基づいて厳正な審査を行い認定している。
本年度は、県内事業者から23件の申請があった。それらの中で「富山県推奨とやまブランド」に認定されたのが、「TOYAMA GLASS」だ。認定ポイントとしては、長きにわたり製造の技術やデザイン性が培われてきた点や、作家の育成定着についても全国に誇る実績を上げている点が挙げられる。さらに、新ブランド商品「富山アイコニック」を立ち上げたことにより、作家作品との両軸で販路拡大が大いに期待できることも、高く評価された。
「富山アイコニック」は、富山で活動するガラス作家の有志が集まり、富山発のラグジュアリーブランドを目指して、ハンドメイドで制作したガラスの器たちだ。その一つひとつには、雄大な立山連峰や富山湾、清らかで豊富な水など、富山の豊かな自然が表現されているという。光を美しく捉えるフォルムや、心地よい手触りなど、日々の暮らしに潤いを与えてくれる。普段使いはもちろんのこと、大切な人へのギフトとしても最適。富山の自然の美しさも一緒に贈ることができる。
●県産品のブランド力強化を支援
「明日のとやまブランド」は、あともう一歩で「富山県推奨とやまブランド」認定に届きそうな県産品とその事業者を育成支援対象として選定するもの。本年度は県内事業者から23件の申請があった。
新たに選定された2品目を紹介しよう。
(株)米三の「木と人 Toyama furniture」は、木製のオフィス家具。デスクやシェルフ、パーティションなどを展開している。空気の浄化作用や断熱効果などを持つ天然杉に着目し、富山県を中心とした中部圏の国産材原木品質最高ランクA材をふんだんに使用。その独特の木目や肌触りを生かしているところが特徴だ。いずれの商品も連結と分解ができる構造となっているため、オフィス空間に合わせたレイアウトも可能。実用性や機能性も考え抜かれている。
美術木箱うらたの「KIRIFT」の代表格は、桐の米びつ「ライスストッカー」。国産桐の優しい表情とぬくもり、そしてシンプルなフォルムは、キッチンに置いても絵になる。購入したお米を移す作業さえ楽しくなりそうだ。桐の調湿性によってお米の状態を良好に保てるうえ、食品衛生法に対応した接着剤が使われているため、安心してストックできる。その他、パスタやコーヒー豆などをストックできる三角形のライフストッカーもあり、片付け上手になれそうだ。
紹介した2品目の事業者は、商品パッケージのリニューアルや展示会への出展など、ブランド力強化につながる取組みに対し、県の支援を受けることができる。「TOYAMA GLASS」のように、「明日のとやまブランド」から「富山県推奨とやまブランド」に昇格する日は、そう遠くないのかもしれない。
県広報課では、「優れた県産品の魅力を国内外に積極的に発信することにより、本県の地域イメージの向上や交流人口の拡大にも結び付けていきたい」と話している。
- 問合せ
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●富山県知事政策局広報課
TEL.076-444-3134
FAX.076-444-3478
●とやまブランドhttps://www.toyama-brand.jp/