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2022年 6月 22日 [ トピックス ]

No.1047:地元の食の魅力を最前線でPR!2022年度「とやま食の王国大使ふふふ」大大募集中!

富山県は現在、「とやま食の王国大使ふふふ」の候補者を募集している(7月14日まで)。大使に選ばれた方は、県内外で行われる「富富富」をはじめとした「食のとやまブランド」関連イベントなどを舞台に、9月より約1年のPR活動を担う。今記事では「富富富」の魅力をおさらいしたうえで、PR大使の役割から募集の詳細について、担当者に聞く。

●15年をかけて誕生した、未来のための富山米


▲現在活躍中の
「とやま食の王国大使ふふふ」
の3人(ポーズ)


▲さらなる上質を求めて
生まれた富山米「富富富」


▲「富富富」ロゴ

「富富富」は、日本米の定番「コシヒカリ」に、高温への強さ、草丈の短さ、いもち病への強さを加えることで、「品質低下」の弱点の克服に努めたオリジナル米だ。そのデビューは2018年秋で、日本米としては比較的“新米”に映るが、特徴の根幹に繋がる「高温でも高品質なお米となる遺伝子の検索・特定」は2003年から始まっており、2017年度に県内23か所での栽培実証、ロゴデザインの発表などを経て、満を持して登場した経緯を持つ。担当者によると、企画当初は全国的な新品種デビューが続き、まさにお米の戦国時代で、「作る人・食べる人両方に浸透する富山代表のお米を!」との強い意気込みを持って、研究開発に取り組んだのだそう。

県内外9,411点の応募の中から選ばれた「富富富」という名前には、富山の「水」「大地」「人」の三要素が育てた「富山づくしのお米」であるという意味の他、食べた人の微笑みの声、「富」の字そのものが示す豊かさとめでたさが、ぎゅっと凝縮されている。他にはないインパクトと深い意味合いに「この名前のようにいいお米を!」と生産を担う農業従事者の士気も上がったのだそうだ。

炊き上がった後は、冷めても硬くなりにくく、粒立ちや味が保たれる特徴を持つ「富富富」は、あらゆるおかずに合うあっさり感とバランスの良さも自慢で、多くの「お供」に恵まれた食の宝庫・富山にとって、最適な「ごはん」と言えるだろう。担当者も、「炊飯してそのままはもちろん、混ぜご飯などの米料理に合わせやすいですし、おにぎりにも最適ですよ!」とその万能性に胸を張る。

なお、生産5年目に突入した「富富富」は現在、CMやSNSなどあらゆる方法を駆使したプロモーションを展開しており、令和3年度からは県内小中学校の給食での通年提供や「お家で食べようキャンペーン」を実施するなど、県民の“イチオシ米”としての定着と浸透をより一層、図っているところだ。

●富山の魅力を、最前線で発信するPR大使


▲現在活躍中の
「とやま食の王国大使ふふふ」
の3人(整列)

「とやま食の王国大使ふふふ」は、この「富富富」をはじめとした「食のとやまブランド」のPR活動を行うPR大使。満18歳以上で富山県在住が条件で、性別、既婚・未婚を問わずに募集している。選ばれるのは例年通り、3名を予定しているという。求めるのは、「富山好き」で「探求心旺盛」、自身が「もっと輝きたい」と願う「笑顔が素敵」な人であること。過去を振り返ると、応募者は学生や社会人、芸能事務所に所属している現役タレントなど様々だという。

公募は7月14日に締め切られ、第1次審査(書類審査)で10名ほどまで候補者が絞られた後、8月21日(日)に非公開の面接審査を行い、3名が選ばれる。「とやま食の王国大使ふふふ」に就任した暁には、副賞として富山県産米「富富富」60㎏、商品券5万円、応募者全員にも、「富富富」が贈呈される。その後約1年に渡って、県内外での食や観光のイベント参加、オンラインイベントやPR動画への出演など、幅広い活動を担うことになる。直近では、片山学園初等科で行われた「Agrication & Fincationプロジェクト」のプレゼンターとして、「バケツ稲植え」を通じて子どもたちへの「富富富」の魅力を伝えたり、デパートのお中元ギフト売り場開設に伴うイベントに参加するなど、大使のスケジュールを優先しながら活動を継続。任期を終えた大使からは、「様々な年代の方々に関わり、コミュニケーション能力が高められました!」、「マナーや接遇、人前に立つ者としての振舞い方を学べ、自分に自信が持てました。」、「緊張に強くなれるのでおすすめです!」との声が上がっており、貴重な経験を任期後の人生の糧にもしている様子だ。
ちなみに、現在YouTubeやInstagramで富山のグルメ等を紹介している「とやまる子」さんも、「とやま食の王国大使ふふふ」を務め、一層活躍の輪を広げたのだそう。

最後に担当者は「イベントに参加後、または大使就任後に、皆さんから楽しかったとの声をいただきます。富山県の素晴らしさを一緒にPRしてくださる皆さんにお会いできるのを楽しみにしております!」と改めて呼びかけた。

【応募・問合せ】
富山市桜橋通り5番13号富山興銀ビル
富山県農林水産部市場戦略推進課内
「とやま食の王国大使ふふふ」募集 係あて
TEL:076-444-3271
FAX:076-444-4407
MAIL:ashijyousenryaku@pref.toyama.lg.jp
https://shoku-toyama.jp/fufufu/

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