●朝日町で開催「#春の四重奏2022」Instagramフォトコンテスト

▲春の四重奏Instagramコンテストバナー（左）
▲にゅうぜんフラワーロードチラシ（右）


▲前回の最優秀賞作品


▲前回の優秀賞作品（左）
▲応募条件（右）

4月2日（土）から17日（日）まで、朝日町で開催されている「あさひ舟川春の四重奏」では、イベント前後（イベント開幕以前の3月末より閉幕後の5月8日まで）を応募期間として、「Instagramフォトコンテスト」を実施。チューリップや菜の花、桜並木、残雪の北アルプスが折り重なる季節限定の風景を、広くシェアすることを目的としたコンテストだ。

1957年に行われた舟川の河川改修の際に、地元民の手によって植えられた約280本のソメイヨシノは、堤防の両岸1,200ｍに渡って今も維持管理されている。また、チューリップ球根農家は現在一軒だけとなっているが、桜に合わせて選ばれた極早生のチューリップと、菜種油を採るために植えたられた菜の花が重なることで、この奇跡的な風景が生まれている。まさに“この世の楽園”と呼べる風景は、写真映え間違いなしだ。土日の渋滞緩和のため、会場周辺の駐車場を利用できるのは平日のみ。無料シャトルバスなど、公共交通機関を活用して「春の四重奏」を見に行ってみよう。

朝日町観光協会の担当者によると、初開催の2019年は1,000件を超える応募があったそうで、コロナ禍の2年間の中止を経ての再開となる今年については、「感染対策に気を付けながら、カメラ片手にお花見を楽しんでほしい」とのこと。応募写真は、「春の四重奏」の定番写真に限らず、各々の感性で切り取られたハッとする作品や、思わず笑顔が広がるあたたかい作品の応募も多いそうで、晴れの日はもちろん、雨の日の雫が潤う幻想的な写真など、「その日その時の感動を写真に収めてほしい」とも。リピーターも多く、投稿された写真を見て「私も撮ってみたい！」と口コミで広がる、SNSの力を実感しているそうだ。

そして、担当者のおすすめイベントは、4月8日（金）と9日（土）の19時から 21時まで開催される「かがり火の夜桜」。薪が焚かれ、パチパチと舞い上がる火の粉が優しく照らす幻想的な桜が見ものだ。また、「農家さんがチューリップ球根や菜種を栽培している畑ですので」と前置きしたうえで、撮影の際は「チューリップや菜の花畑の中には入らない」、「農作業の妨げにならない」ことを、注意事項に添えた。

応募方法はいたって簡単で、応募期間内に朝日町観光協会（https://www.asahi-tabi.com/）のInstagram公式アカウント「@asahi_tabi」をフォローし、写真投稿の際に、ハッシュタグ「#春の四重奏2022」をつけて投稿するだけ。最優秀賞（１点）に選ばれた投稿者には3万円、ほかに優秀賞（2点）と入選（10点）を用意する。入賞・入選作品は今後、元写真データを預かる形で、町のPR活動に活かされる予定となっている。

●「にゅうぜんフラワーロード2022」フォトコンテストを開催

▲昨年の会場の写真


▲ポスターに採用された作品（左）
▲構図にこだわった作品も多数（右）


▲会場ガイドマップ

入善町では、4月9日（土）から下旬にかけて行われる「にゅうぜんフラワーロード2022」の企画として、昨年に引き続き、フォトコンテストを開催。こちらはデジタルデータをメールで送る応募スタイルとなっており、プロアマは不問で、１人につき3点までの提出が可能となっている。

「にゅうぜんフラワーロード2022」会場には、面積・本数ともに国内最大級のチューリップと、色とりどりの花々が咲き誇り、グルメイベントや電気バスの巡回など多彩なイベントも開催予定。カラフルで優しい風景が視界に飛び込めば、自然とカメラを向けてしまうことだろう。

入善町キラキラ商工観光課の担当者によると、「昨年の応募数は過去最多の169点、会場のロケーションが良く、構図やコンセプト等にもこだわった作品が多かった」とのこと。入賞作品を用いた今回のポスターやチラシについても、例年より好意的な意見が多数寄せられているのだそう。チューリップの成長については順調とのことで、「今年も一面に花々が広がる絶景を見られるのでは」と期待を寄せる。そして、「ぜひ多くの方にご来場いただき、思い思いの場所で撮影を楽しんでほしい。そしてコンテストへも気軽にご応募を！」と呼びかけた。

なお、撮影の際、縦位置、横位置は自由だが、組み写真及び加工した写真、発表済みの作品は応募の対象外となる。コンテストの結果は5月中旬に町ホームページで発表され、「入善まちなか交流施設　うるおい館」での写真展も予定している。入賞作品には最優秀賞(１点)の「町の特産品（1万円相当）」のほか、優秀賞(１点)と佳作(３点)を用意。写真データは、町のPRに広く活用される予定だ。