「富山の酒とかまぼこフェア2017」が平成29年9月10日(日)、東京･有楽町の東京交通会館(12F・カトレア サロンA)で開催される。富山の17蔵元と約100銘柄の清酒を試飲販売。9メーカーの細工かまぼこ、昆布巻かまぼこなど酒の肴を味わいながら、富山の地酒をグィッと一杯。チケット販売中。富山県アンテナショップ・いきいき富山館の秋のイベントも併せて紹介しよう。

●女性の愛飲家も注目、第10回を数える恒例イベント

　「富山の酒とかまぼこフェア」は、毎年恒例の人気イベント。富山の地酒とかまぼこのPRと販路拡大を目的に開催される。第10回の節目を迎え、準備も着々と進んでいる。首都圏にこれほど多くの富山の地酒とかまぼこが揃う機会は年1回しかない。近年、女性の愛飲家の来場も増えており、例年以上の盛り上がりが期待されている。主催は、富山の酒とかまぼこフェア実行委員会(富山県酒造組合、富山県蒲鉾水産加工業協同組合、いきいき富山館)。

　今年は、17蔵元から合わせて約100銘柄の日本酒を試飲販売。また、9社のかまぼこメーカーから細工かまぼこ、昆布巻かまぼこなど約100品のかまぼこを試食販売する。北アルプス・立山連峰からの清らかな伏流水、良質の酒造好適米、杜氏の卓越した技が醸す富山の酒はすっきりとしたなかにまろやかさがある端麗辛口のものが多く、飲み飽きしない。この時期は、一夏越して熟成させた「ひやおろし」も登場。会場でもらえる特製グラスを持って、各蔵元のブースで利き酒を楽しみ、気に入った銘柄をお土産にしてほしい。代表銘柄と蔵元は、黒部峡／林酒造場、幻の瀧／皇国晴酒造、銀盤／銀盤酒造、北洋／本江酒造、千代鶴／千代鶴酒造、満寿泉／桝田酒造店、羽根屋／富美菊酒造、風の盆／福鶴酒造、おわら娘／玉旭酒造、よしのとも／吉乃友酒造、勝駒／清都酒造場、曙／高澤酒造場、若鶴／若鶴酒造、太刀山／吉江酒造、若駒／若駒酒造場、成政／成政酒造、三笑楽／三笑楽酒造。

　富山のかまぼこは新鮮な海の幸と職人の技から生まれる極上の味わい。断面が渦巻き状になった「昆布巻かまぼこ」や「色巻かまぼこ」、鯛や鶴亀など縁起物をかたどった「細工かまぼこ」などがある。かまぼこは、低脂肪、低カロリーで、良質なたんぱく源。各メーカーのかまぼこを食べ比べしよう。参加メーカーは、生地蒲鉾、河内屋、女傳商会、梅かま、四方蒲鉾、新湊かまぼこ、富山ねるもの、天野屋蒲鉾店、広又蒲鉾商店。

●プレゼント抽選会も楽しみ

　フェアは第1部(13:00～15:00)と第2部(15:30～17:30)の2部入替制で、定員は各部 350名。高岡の鋳物メーカー・(株)能作による錫100％の「ぐい呑み」など、酒器を中心にした展示販売もある。また、抽選で各蔵元、かまぼこメーカー提供のプレゼントが当たる抽選会も行われる。

　会費は2,500円、当日券3,000円(前売りで定員に達しなかった場合のみ当日券を販売)。酒・かまぼこの各600円分の買い物券が付いている。チケットは、e+(イープラス)のホームページのフォーム、ファミリーマート店舗のFamiポートから購入できる。チケットの受取りは「ファミリーマート発券」「セブンイレブン発券」「配送」「電子チケット」から選べる。フェア当日にチケットかスマートフォンの電子チケットを必ず持参すること。

●味覚の秋、いきいき富山館へ立ち寄りを

　JR有楽町駅前の東京交通会館B1Fにある「いきいき富山館」。富山の山と海の幸など約800品目が揃う。9月は味覚の秋、食欲の秋ならではのイベントがずらり。「富山の酒とかまぼこフェア2017」開催日の9月10日(日)には、「富山の郷土料理 昆布じめ刺身」」＜9月8日(金)～10日(日)＞がある。昆布じめ刺身の定番「サス(カジキ)」をはじめ、昆布じめをネタにした押し寿司とベーグルサンドも販売。どんな味に出会えるか楽しみだ。フェアの前後に立ち寄ってみよう。

　このほか、9月のいきいき富山館には富山湾の幸をサクッと焼き上げた「ふわっとサクサク。白えび、ほたるいかのかきもち」＜9月1日(金)～4日(月)＞、「富山県産食材を使用したスイーツとドリンク」＜9月5日(火)～7日(木)＞、「黒とろろ・白とろろ昆布」＜9月12日(火)～15日(金)＞、「宮崎ぶどう園のぶどう」＜9月16日(土)～18日(月・祝)＞、「シロエビの押し寿司、カニの押し寿司」＜9月20日(水)～26日(火)＞、「富山の美味しい蒲鉾“はべん”」＜9月27日(水)～28日(木)＞、「富山自慢の新米フェア」＜9月29日(金)～10日1日(日)＞と、富山の味覚が集結。富山の美味しいものにぜひ舌鼓を打ちたい。

　いきいき富山館では、「フェアは、首都圏で富山の酒とかまぼこを味わえる年に一度の大きなイベント。近年、富山の地酒は、首都圏で人気が高まっています。蔵元やかまぼこメーカーの担当者から直接、仕込みの話や味のこだわりを聞けます。美酒に酔い、風味豊かなかまぼこをご堪能ください」と話している。