置県130年記念「富山のさかな キトキトフェア」が来年1月8日(水)、ザ・キャピトルホテル東急(東京都千代田区永田町)を会場に開かれる。富山湾直送の今朝獲れ魚や寒ブリなどの刺身、富山湾鮨、浜の料理などがずらり！「富山のさかな」の魅力を知る絶好の機会となる。また、富山の魚だけではなく地酒も味わえる。「うまさ一番 富山のさかなキャンペーン」ホームページのリニューアルの話題も併せて紹介。

●いきいき富山館・情報館でフェア入場券販売中

　「富山のさかな キトキトフェア」(主催:富山県、JFグループ富山、富山県漁業協同組合連合会、富山県水産加工業協同組合連合会)は、首都圏のメディア・料理・旅行・流通関係者及び一般消費者らに「富山のさかな」を実際に試食し、その魅力を実感してもらい、ブランド力の強化、消費拡大につなげることを目的に毎年魚のおいしいこの時期に開催される恒例イベントだ。

　一般参加者の募集は、ブッフェスタイル(着席形式)で美味を楽しむ第2部(19:30～21:00、1階宴会場「鳳凰」)。会場には、今朝獲れ魚や寒ブリの刺身、ホタルイカの酢味噌和え、シロエビの唐揚げなどが並ぶ「富山のさかなPRコーナー」、「浜の料理コーナー」、「天然の生け簀 富山湾鮨コーナー」が設けられる。「東急ホテルズの料理コーナー」では、富山の魚を使ったホテルメイドの逸品メニューが提供される。富山の名水と熟練の技で仕込まれた地酒やかまぼこ、水産加工品、特産品も揃う。富山湾の幸に舌鼓を打ち、地酒を堪能してほしい。

　ステージでは、「富山のさかな」の魅力紹介、富山の特産品抽選会などが予定されている。会場の「鳳凰」に併設されたホワイエには、富山の観光PRをはじめ、「うまさ一番 富山のさかなキャンペーン」、平成27年度に富山県で開催される「全国豊かな海づくり大会」のPRコーナーも設けられる。

　11月20日からフェア入場券の販売が、東京・有楽町のいきいき富山館・情報館で始まった。先着順で100名限定のため、希望者はお早めに。会費は7,000円。情報館の店頭をはじめ、ホームページの応募フォーム(http://toyamakan.jp/)からの申込み、銀行振込・現金書留でも購入できる。銀行振込・現金書留で購入を希望する場合は、事前にいきいき富山館・情報館へ問合せを(TEL.03-3231-5032)。

●GPSによる検索機能を搭載

　全国に「富山のさかな」の魅力を発信中の「うまさ一番 富山のさかなキャンペーン」のホームページ(http://www.toyama-sakana.jp/)がリニューアルした話題も紹介しよう。

　まず、大きなニュースはスマートフォン向けのサイトが新たに開設されたこと。スマートフォンからホームページにアクセスすると、スマートフォン向け画面に変換される。外出先から手軽に1606件のキャンペーン協力店、イベントカレンダー、「富山のさかな」がうまい理由などの情報が確認できる。便利なのが、GPSによる協力店の検索機能。寿司や居酒屋、レストラン、鮮魚店など検索したい店のジャンルにチェックマークを入れ、検索ボタンをタップすると、現在地周辺のマップ上に該当の協力店がマーカーで表示される。マーカーをタップすると、店名、住所、電話番号が表示され、さらに詳細情報をタップすると、店の特徴を紹介した記事やメニューの写真が現れる。「我が店の『富山のさかな』この一品」では、食べたい魚やエリア、時期から協力店が検索できる。県外から富山に観光に来て、魚が食べられる店を知りたいときに便利。地理に不案内な人の力強い味方になるだろう。また、パソコンサイトの検索機能も強化されているから、下調べにも便利だ。

　魚食に親しんでもらおうと、動画「週末は魚をさばこう！」、「さかなを上手に食べるコツ！」のコーナーも追加された。「週末は魚をさばこう！」では、基本の切り方、三枚おろし(例:フクラギ)、おろし方の基本(例:タイ)、背開き(例:アジ)、開き方(例:イカ)を紹介。「さかなを上手に食べるコツ！」では、お箸の持ち方、焼き魚やベニズワイガニの上手な食べ方を紹介。キャンペーンホームページからはもちろん、無料動画サイト「You Tube」(http://www.youtube.com/user/ToyamaNoSakana)からも見られる。

　「もうすぐ新幹線！ さかなを食べに富山に来られ!!」は、県外客向けに富山湾の魚などをわかりやすく解説したナビページ。2015年春に迫った北陸新幹線開業による県外からの誘客に向けて、元気とやまマスコット・きときと君が「富山湾のお魚がおいしい理由」、「おいしいお魚料理とお魚の旬」などを紹介している。

　富山県水産漁港課では、「寒ブリやベニズワイガニなど富山湾の魚介が美味しい季節。東京にいながらにして富山の幸に舌鼓が打てる絶好のチャンスです。そして、新鮮で美味な“富山のさかな”を目当てに、ぜひ富山にいらしてください」と話している。