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2013年 6月 26日 [ イベント ]

No.612-2:まちの逸品、東京デビュー! 東京駅・グランスタでPRキャンペーン

 7月1日(月)~7日(日)、「まちの逸品PRキャンペーン」が東京駅地下1階のエキナカ商業施設、GRANSTA(グランスタ)で行われる。大人の女性をターゲットにした土産品の開発支援プロジェクト「まちの逸品ブラッシュアップ事業」から誕生した“T五(ティーゴ)”、“月世界・まいどはや”、“洋風落雁KANAYA”、“最中の皮屋のもなか”など「まちの逸品」を試食・展示・販売。商品とそのバックボーンとなる富山の魅力を発信する。

●大人の女性に“富山の手みやげ”はいかが


▲T五(ティーゴ)(左上)
▲月世界・まいどはや(右上)
▲洋風落雁KANAYA(左下)
▲最中の皮屋のもなか(右下)


▲左からイチジクとゴマのサブレ、
五箇山トッペー、
たまごやさんのプリン、
たまごやさんのシフォンケーキ、
シルクフロマージュ

「まちの逸品ブラッシュアップ事業」は、2015 年春の北陸新幹線開業に向け、富山県の魅力向上の一環として立ち上がったプロジェクト。昨年5~6月、日持ちする「箱菓子」、保冷して持ち帰ることができる「スイーツ」(生菓子)、普段使いできる「小物」の3区分で商品を県内事業者から募集。事業者とデザイナーらによるパッケージデザインやサイズの見直し・改良などブラッシュアップを経て、大人の女性に向けた15品目21商品が今年4月に誕生した。

 これまで富山駅の「特選館」、富山空港の売店「まいどは屋」でPRキャンペーンを実施し、好評を得てきた。首都圏での展示・販売は今回が初めて。東京駅利用者に富山への関心を高めてもらい、来県のきっかけとなるよう、商品と富山の魅力をPRする。グランスタ内の催事ブース(幅約3.5m×奥行約1.5m)はお菓子箱をデザインした夢溢れる空間になる。キャンペーンに合わせて、ロゴ「べつばら富山」や逸品を紹介した小冊子も作成した。富山といえば、ブリやますの寿し、高岡銅器といった“メインディッシュ”だけではなく、富山の豊かな風土と新しい感性が結びついたデザート、工芸品(いわば、べつばら)も富山にあることを東京駅の乗降客にアピールする。

 県では6月24日(月)~7月21日(日)にJR山手線に立山黒部アルペンルートや県内観光地などの車体広告を掲出し、富山の夏の観光の魅力を発信。まちの逸品キャンペーンでは、観光PRとの相乗効果も期待している。

●富山の伝統職人と新進気鋭のデザイナーがタッグを組んだ逸品ずらり


▲左から健康にぎり玉つぼ押し・健康つぼ押し棒、
八尾和紙でできたミニバッグ、いろいろ使える和紙のしきもの

 今回のまちの逸品PRキャンペーンでは箱菓子・スイーツの中から、五つの色と五つの味を揃えた円形の干菓子「T五(ティーゴ)」<薄氷本舗五郎丸屋>、干菓子「月世界」と半生菓子「まいどはや」<月世界本舗>、アーモンドが香る「洋風落雁KANAYA」<中尾清月堂>、スティック状の最中の皮に、手づくりのつぶあんを添えた「最中の皮屋のもなか」<髙野もなか屋>、八尾で有機栽培されたゴマ、県産の米粉、富山湾海洋深層水から抽出した入善の塩を使用した「イチジクとゴマのサブレ」<サクラスイーツ>、カスタードの風味を堪能できるプリン、卵の力だけで膨らんだシフォンケーキをラインナップした「たまごやさんのプリン・たまごやさんのシフォンケーキ」<フェルヴェール>、五箇山特産の堅豆腐を原材料にした和スイーツ「五箇山トッペー」<菓子蔵処 田村萬盛堂>、シルクパウダーを使用した繊細な生地と滑らかなチーズクリームが絶妙の「シルクフロマージュ」<ANGO安居>を試食・販売する。

普段使いできる工芸品として、庄川挽物の技術で仕上げた健康グッズ「健康にぎり玉つぼ押し」、「健康つぼ押し棒」<嶋田工芸>、手漉き和紙ならではの優しい風合いと民芸のデザインが印象的な「八尾和紙でできたミニバッグ」、「いろいろ使える和紙のしきもの」<桂樹舎>、錫商品 富山のお土産シリーズ「立山のぐいのみ」、「鯛のはしおき」、「チューリップのお香立て」<能作>、高岡漆器の伝統的な技法・螺鈿を立体的な形状に施した宝石型ブローチ「Jewel-3D RADEN COLLECTION」<漆器くにもと>を展示・販売する。

 富山県商工労働部商業まちづくり課では、「富山の魅力といえば、シロエビやブリなどの海の幸、北アルプス・立山連峰、立山黒部アルペンルートなどが県外でよく知られています。それに加え、各地域には富山の歴史や文化、風土に根ざした逸品があり、その魅力を事業者やデザイナーらとともに磨きあげてきました。東京駅・グランスタでのPRキャンペーンをきっかけに、まちの逸品を通して富山の魅力を知っていただき、実際に富山へ観光に訪れていただきたいです」と話している。

●北陸自動車道有磯海SA下り線に“まちの逸品の工芸品”登場


▲左から立山のぐいのみ、鯛のはしおき、
チューリップのお香立て、
Jewel-3D RADEN COLLECTION

高速道路を利用する方にも「まちの逸品」が購入できることをお伝えしよう。北陸自動車道有磯海サービスエリア(下り線:東京方面)の売店にこのほど開設された「TOYAMA DESIGN SELECT」コーナーに、まちの逸品の工芸品がお目見え。能作の「立山のぐいのみ」、「鯛のはしおき」、「チューリップのお香立て」漆器くにもとの「Jewel-3D RADEN COLLECTION」、嶋田工芸の「健康にぎり玉つぼ押し」、「健康つぼ押し棒」、桂樹舎の「八尾和紙でできたミニバッグ」、「いろいろ使える和紙のしきもの」が並んでいる。

 なお、「TOYAMA DESIGN SELECT」コーナーは、富山県総合デザインセンターと有磯海サービスエリア(下り線)とのコラボレーションによる売場。富山のものづくり製品の販路開拓とPRを目的に常設された。富山県が、県内で企画または製造された性能や品質、デザイン性に優れた工業製品を選定した富山プロダクツを中心に展示・販売しているので、手にとって選んでみてはいかが。

問い合わせ
「まちの逸品PRキャンペーン」について
●富山県商工労働部商業まちづくり課
TEL.076-444-3253
FAX.076-444-4403
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1306/

「TOYAMA DESIGN SELECT」コーナーについて
●富山県総合デザインセンター
TEL.0766-62-0510
FAX.0766-63-6830
http://www.toyamadesign.jp/

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