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2009年 11月 18日 [ イベント ]

No.430-1:「ノーレジ袋推進全国フォーラムin TOYAMA」開催


 ノーレジ袋推進全国フォーラムin TOYAMA(主催:環境省・富山県)が11月24日(火)、オークスカナルパークホテル富山(富山市)で開催される。レジ袋削減の取り組みを推進している消費者団体、事業者、行政が一堂に集い、全国に向けて取り組みを発信し、レジ袋削減の輪を拡大する。

●ノーレジ袋の先進県・富山でシンポジウム

 ノーレジ袋推進全国フォーラムin TOYAMA(主催:環境省・富山県)が11月24日(火)、オークスカナルパークホテル富山(富山市)で開催される。レジ袋削減の取り組みを推進している消費者団体、事業者、行政が一堂に集い、全国に向けて取り組みを発信し、レジ袋削減の輪を拡大する。

フォーラム開催によって、マイバッグ持参を当たり前のライフスタイルとして定着させるとともに、地球温暖化防止、ごみの減量などに結びつく、環境にやさしいライフスタイルへの変革につなげる。

 フォーラム(13:30〜16:00)では、西尾哲茂環境省特別参与、石井隆一県知事、宮崎緑千葉商科大学大学院教授による特別対談、中央環境審議会委員で環境カウンセラーの崎田裕子氏の基調講演、「環境問題と市民・事業者・行政の役割」をテーマにしたパネルディスカッション(座長:宮下尚富山県レジ袋削減推進協議会会長)が行われる。このほか、富山市のめぐみ保育園園児による大会宣言、オリジナルエコソング「ピカピカの地球」の合唱も予定されている。

 会場では、マイバッグコンテスト受賞作品や3R推進関係団体などによるレジ袋等容器包装廃棄物を削減する取り組みを紹介するパネル展示もある。

●県のソーラー船に乗って、リサイクル施設見学会へ

 フォーラムの開催に合わせ、富山市エコタウンのリサイクル施設見学会(8:30〜11:30)が開かれる。移動時には、今夏富岩運河に就航した県のソーラー船「sora(そら)」やライトレールを利用。環境にやさしい乗り物の魅力を参加者に体感してもらう。富山市エコタウンには、資源循環型のまちづくりの実現に向けてリサイクル施設が集約されており、ハイブリッド型廃プラスチックリサイクル施設<(株)プリテック>、生ごみ及び剪定枝のリサイクル施設<富山グリーンフードリサイクル(株)>、自動車リサイクル施設<日本オートリサイクル(株)>を見学する。

富山県では、平成20年4月からレジ袋の無料配布を廃止した(全県的な取り組みは全国で初めて)。実施店舗は、スーパーマーケット、クリーニング店、ドラッグストア、ホームセンターの44社419店舗(6月1日現在)で、開始時に比べて約2倍だ。県レベルでレジ袋の無料配布が廃止されているのは富山県を含めて12県。富山をモデルにその取り組みが全国に広がっている。

県内のマイバッグ持参率は92%と、マイバッグ持参が当り前のライフスタイルとして定着しつつある。これは、県民の環境に対する意識の高さや、以前からマイバッグ運動を進めてきた消費者団体・婦人会などの活動の積み重ねによるところが大きい。

 富山県生活環境文化部環境政策課では「フォーラムを通し、日本中でマイバッグ持参が当たり前のこととなるよう、取り組みの輪を広げるとともに、レジ袋削減をきっかけとして、環境にやさしいエコライフに取り組む運動を一層推進していきたい。多くの方々のご参加を心よりお待ちしております」と話している。


▲ 富岩運河環水公園を出発するソーラー船「sora」


問い合わせ
●富山県生活環境文化部環境政策課
TEL.076-444-3140
FAX.076-444-3480
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1705

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