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1999年 10月 5日 [ イベント ]

No.048-4:富山で初開催、環日本海地域における環境問題の国際フォーラム


■開催趣旨
 21世紀を目前に酸性雨や海洋汚染など国境を越える環境問題が深刻化している。地球規模で進行しているこれらの問題は、もはや一国だけの問題にとどまらず、関係諸国や地域、団体などが連携協力し、国際的な取り組みを推進する必要がある。
 そこで、環日本海地域の環境保全がより一層進展するよう、沿岸諸国や地域の産学官が、海洋環境保全や国際環境協力などに関するノウハウや技術等の情報を交換し、パートナーシップの輪を広げ、環境保全のための総合的な連携協力を推進することを目的として、「環日本海環境保全国際フォーラムinTOYAMA ‘99」が開催されることとなった。

■各国の現状と取り組みを講演
 10月26日(火)〜27日(水)に、富山国際会議場[大手町フォーラム]および富山全日空ホテル(富山市大手町1番2号)において開催される今回のフォーラムでは、“持続可能な社会をめざして〜そして、今、なにをすべきか〜”を会議テーマに、日本をはじめ、韓国、中国、ロシア、米国の環境問題の専門家が、各国での状況や取り組みを発表する。これだけたくさんの国々の環境問題が一度に、しかも地方都市で取り上げられることはまれで、県内外から注目されている。

■初日、2日目と多義にわたる研究成果を発表
 第1日目となる26日(火)<13:30〜17:00>は、富山国際会議場3階メインホールを会場に、開会挨拶、来賓挨拶の後、記念講演及び基調講演が予定されている。前者の講師は、早稲田大学教授で早稲田大学古代エジプト調査室室長でもある吉村作治氏。「エジプト文明から見た地球環境」を演題に、興味深い講演が期待できそうだ。後者は、環境問題の第一人者といわれる近藤次郎氏が、「環日本海地域の環境保全について」講演する。
 翌27日(水)<9:30〜16:30>は、分科会を開催。1)海洋環境の保全、2)国際環境協力、3)環境と開発、4)資源の保全[食料・農業・森林と環境問題]、5)環境保全と新しい技術の5分野にわかれ、それぞれの分科会で専門家が講演を行う。また、26日(火)から28日(木)にかけて、同会議場にて第9回環境広告コンクールの入選作品が展示され、フォーラム参加者に対して、環境保全の大切さをアピールする。

問い合わせ
●環日本海環境保全国際フォーラムinTOYAMA’99実行委員会
〒930-8555 富山市五福3190 富山大学環日本海地域研究センター内
TEL076-445-6401・6403
FAX076-445-6419
E-mail:miyahara@adm.toyama-u.ac.jp
又は
〒930-0094 富山市安住町7-18 財団法人環日本海環境協力センター
TEL076-445-1571
FAX076-445-1581
詳しくは、…財団法人環日本海環境協力センターのページへ

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