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2008年 7月 30日 [ イベント ]

No.363-2:真夏の夜に「国宝瑞龍寺 夏のライトアップと門前市」へ


 「国宝瑞龍寺 夏のライトアップと門前市~開町四百年の誇り、いま輝く~」が8月9日(土)~11日(月)18:30~21:30、高岡市にある瑞龍寺とその周辺で開催される。国宝に指定されている山門、仏殿、法堂をはじめ、玉砂利の敷き詰められた外苑、両翼にのびる回廊など、荘厳な伽藍が幻想的に浮かび上がる。特産品などを扱う店が並ぶ、門前市「越中味の市」も楽しみだ。

●照明の色を変化させたショータイムも実施

 「国宝瑞龍寺 夏のライトアップと門前市~開町四百年の誇り、いま輝く~」が8月9日(土)~11日(月)18:30~21:30、高岡市にある瑞龍寺とその周辺で開催される。国宝に指定されている山門、仏殿、法堂をはじめ、玉砂利の敷き詰められた外苑、両翼にのびる回廊など、荘厳な伽藍が幻想的にライトアップされる様子は一見の価値がある。

 光と音で幻想的な空間を演出する「光のファンタジー」では、初めての試みとしてショータイムを設け、高岡市出身で「素敵な宇宙船地球号」(テレビ朝日系)のテーマ曲などで知られる作曲家・山口道明さん制作の曲に合わせて照明の色を変化させ、伽藍を浮かび上がらせる。

 ライトアップされた山門、仏殿、法堂の観賞はもちろん、建物内の散策も楽しみ。「夜の瑞龍寺、お宝再発見」では、禅堂や回廊の仏像などにスポット照明をあて、瑞龍寺の価値を再発見してもらう趣向だ。韋駄天(いだてん)立像や烏芻沙摩(うすさま)明王(みょうおう)立像などの仏像がどのような光で照らされるのか興味深い。

 瑞龍寺門前から前田利長墓所へと続く参道・八丁道(870m)も光で照らされる。和の情調漂う行灯を設置するほか、足元に小さなランタンを並べて光の回廊を演出する。墓所へは、鬱蒼と生い茂った木立に点々と灯る明かりだけが頼り。進んでいくと、眼前に周囲には堀をめぐらし、煌々とライトアップされた豪壮な墓所。戸室石で積まれた基壇と背後の森に荘厳な雰囲気を感じるだろう。

●高岡グッズを抽選でプレゼント

 17:30から始まる門前市「越中味の市」では、特産品などを扱う店が30店以上も出店し、イベントを盛り上げる。高岡や飛騨地方の特産品、朝どれの野菜、果実などがずらりと並ぶのでのぞいてみたい。また、ライトアップ会場限定版の「高岡丼」が登場するのも楽しみだ。高岡丼は、JA高岡がレシピを考案し、高岡のコシヒカリ・万葉米と旬の食材を使ったミニ丼で「ホウレンソウ&ベーコン丼」、「白えび天丼」、「しいたけそぼろ丼」などがある。レシピを基本に夏の食材などを取り入れた高岡丼になる予定だ。

 ライトアップ来場者には抽選で高岡グッズがプレゼントされる企画もある。前田利長墓所に設置された抽選箱に応募用紙を入れると、後日当選者に、高岡観光ネクタイや高岡銅器の風鈴など、高岡の特産品などが贈られるので、ぜひ応募したい。

 今夏、東海北陸自動車道が全線開通し、中京圏からのアクセスが格段にスムーズになった富山。国宝・瑞龍寺のライトアップに合わせて、高岡古城公園、高岡大仏、高岡鋳物発祥の地・金屋町、雨晴海岸などの観光ポイントをめぐってみるのもいいだろう。

 瑞龍寺ライトアップ実行委員会では「エコの観点から、一部にLEDライトを導入し、消費電力を抑えた取り組みも始めます。真夏の夜を彩る幻想的なライトアップをお楽しみください」と話している。



問い合わせ
●瑞龍寺ライトアップ実行委員会(北日本新聞社高岡支社内)
TEL.0766-22-2224
FAX.0766-25-7773
http://www.ecchu-takaoka.com/

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