- HOME : Toyama Just Now
- イベント
- No.361-2:スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2008、8月開催
2008年 7月 16日 [ イベント ]
No.361-2:スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2008、8月開催
8月22日(金)~24日(日)、南砺市園芸植物園(フローラルパーク)と福野文化創造センター(ヘリオス)をメイン会場に「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2008」が開催される。テーマは“地球の音楽と出会える場所(トコロ)”。メインプログラムのコンサートをはじめ、ワークショップ、フリーマーケットなどが予定されている。
●民族、言語、文化を越えて伝わる心
「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2008」が8月22日(金)~24日(日)、南砺市園芸植物園(フローラルパーク)と福野文化創造センター(ヘリオス)をメイン会場に開催される。テーマは“地球の音楽と出会える場所(トコロ)”。
音楽を通じた異文化交流を目的に、平成3年から毎年実施されてきたこのフェスティバルも今年で18回目。今年もスキヤキメンバーが自信をもって紹介する世界14組のアーティストが登場。メインプログラムのコンサートをはじめ、ワークショップ、フリーマーケットなどが開かれる。
コンサートの主な出演者を紹介しよう。西アフリカ・コートジボワール出身の女性ボーカリスト「ドベット・ニャオレ」は情熱的な歌声で、民族、言語、文化を越えたアフリカ新時代の若きカリスマ。アフリカ大陸の主な言語を使い、女性の立場、環境問題、国際理解などについてメッセージを込めて歌う姿はアフリカの若い世代に支持されている。民族間のジャンル、楽器、リズムの壁を越えたオリジナルな音色が大きな魅力だ。
スキヤキで世界初共演となる「グラストン・ガリッツア・ミーツ・トリオ・ファトルーソ&ヤヒロ・トモヒロ」は、ブラジル音楽に新しい波を起こしている「グラストン・ガリッツア」、南米ウルグアイの伝説的ファミリーバンド「トリオ・ファトルーソ」、日本が誇るパーカッショニスト「ヤヒロ・トモヒロ」のユニットで、南米音楽を奏でる最高級の組み合わせと評判になっている。
スキヤキがきっかけで結成された「スキヤキ・スティール・オーケストラ(SSO)」は、日本を代表するスティールバンドに成長。スティールドラム(ドラム缶から作られたメロディー楽器)の透き通った音でビートを刻んだラテンナンバーがカリビアンな気分にさせてくれる。ファドの女王アマリア・ロドリゲスに影響を受け、リスボンでファドを歌い始めた松田美緒は、個性的な歌声で各方面から絶賛されているアーティスト。スキヤキではパーカッショニスト「ヤヒロ・トモヒロ」らとコラボレートする。
このほか、今年のスキヤキでは、アフリカ・セネガルの祭りの雰囲気が味わえる「スキヤキ・タンヌベール(セネガル語でパーティ、お祭りの意)」が企画されている。打楽器奏者「ワガン・ンジャェ・ローズ」、西アフリカ伝統舞踊のプロダンサー「アブドゥ・バイファル」らが出演するので、セネガル音楽の楽しさ、ダンスの迫力、明るさを楽しんでみたい。
●ワークショップや料理教室にも参加しよう
スキヤキの大きな特徴は、フェスティバルが始まる前からアーティストが滞在し、直接楽器演奏やダンスなどを市民に教えて交流することだ。ダンサーのアブドゥ・バイファルが教える「サバールダンスを踊ろう!」、ワガン・ンジャェ・ローズによる「セネガルの太鼓サバールを叩いてみよう!」をはじめ、韓国打楽器奏者チャン・ジェヒョによる「韓国の太鼓を体験しよう!」、SSOによる「スティールドラム」などが企画されているから、興味のある方はスキヤキ実行委員会事務局へ。
そして、スキヤキ当日には、「藍染め&柿渋染め」、「アフリカのシェイカー“シェケレ”作り」、「スティールドラム」、「ウルグアイのリズム・カンドンベ」などのワークショップをはじめ、ミャンマー料理・ボリビア料理を調理して味わう料理教室、芸術家の作品が並ぶアート・マルシェなどが予定されている。楽器演奏、アート、料理とまさに異文化を肌で感じる機会となるだろう。
スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド実行委員会では、「世界の音楽を楽しむのはもちろん、楽器などの体験、料理教室などを通して、参加者が異文化を肌で感じ、消化することで新しい文化が生まれることを期待したい。今年の新企画“スキヤキ・パレード”として、8月23日(土)に福野駅前からフローラルパークまで、SSO、福野中学校マーチングバンドらが、楽器を演奏しながらパレードするのでお楽しみに」と話している。
問い合わせ
●スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド実行委員会事務局(ヘリオス内)
TEL.0763-22-1125
FAX.0763-22-1127
http://www.sukiyaki.cc/