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2008年 4月 30日 [ イベント ]

No.350-2:大空を舞う凧にロマンを感じて--第30回越中だいもん凧まつり開催


 庄川を渡る爽やかな風をうけて、色とりどりの凧が天高く舞い上がる--。「越中だいもん凧まつり」が5月17日(土)~18日(日)、庄川左岸河川敷にある射水市大門カイトパークで開催される。30回目を記念して、ポスター展示や音楽花火、外国人招待者によるデモンストレーションなどが行われる。


●郷土色豊かな凧が空を彩る

 庄川を渡る爽やかな風をうけて、色とりどりの凧が天高く舞い上がる--。「越中だいもん凧まつり」が5月17日(土)~18日(日)、庄川左岸河川敷にある射水市大門カイトパークで開催される。

 昭和54年に始まったこのまつりも今年で30回を迎える。これを記念して凧まつり展が8日(木)~18日(日)、大門総合会館を会場に開催される。第1回~30回のポスターや写真コンクール作品、全国の有名凧の展示が行われるほか、中町商店街では大凧の街頭展示もある。

 まつり初日の17日(土)には、凧揚げ大会として、射水市内の小学生による子供凧揚げと、全国有名凧揚げ競技が行われる。全国有名凧揚げ競技は、国内・海外から凧愛好者が集うもので、富山・大門のだるま角凧、石川・内灘の大凧、新潟・三条の六角凧、静岡・浜松の町印凧など、郷土色豊かな凧が大空を彩る。現在、凧文化を伝える全国各地の街から46団体の参加が予定されている。

 同日夜は、全国の凧愛好者同士の交流会や踊りの街流しのほか、30回大会を記念し、大門大橋付近の庄川河川敷で音楽に合わせて花火が打ち上げられる(20:30~20:45)。日中は凧、夜には花火が空を華麗に染め上げるという趣向で、この日は一日、凧まつりのイベントが楽しめる。

●自治会の凧が多数参加

 5月18日(日)には、大門小学校の子どもたちによる太鼓の披露、凧絵コンテストをはじめ、凧揚げ大会として、全国有名凧揚げ競技、児童クラブ・母親クラブによるローカル凧揚げ競技、企業・団体によるコマーシャル凧揚げ競技、射水市内の自治会43団体が大凧を揚げるローカル凧揚げ競技が予定されている。自治会製作の凧は、武者絵やだるまなど、描かれる図案もさまざまで、大空という晴れ舞台にどんな凧を見せてくれるか注目だ。このほか、外国人招待者によるデモンストレーションが両日ともに行われる。凧揚げの華麗なテクニックに期待したい。

 各競技の審査では、よく揚がるか、絵柄(作り)に主張があるか、メンバーの協力体制がよいか などが採点基準となる。どんな凧がグランプリ賞や優秀賞などを受賞するか楽しみだ。

 越中だいもん凧まつり実行委員会では、「揚げ手の巧みな手さばきで大空に舞う凧は大きな感動とロマンを見る人に与えてくれる。12畳もある大きな凧が揚がる様子は、特に見ごたえがある。ぜひ庄川左岸河川敷にいらしてください」と話している。




問い合わせ
●越中だいもん凧まつり実行委員会(射水市観光・ブランド課内)
TEL.0766-82-1958
FAX.0766-82-8207
http://kankou.city.imizu.toyama.jp/

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