富山のキトキトの幸がおいしさを増す晩秋。首都圏で富山の食材や加工食品などをPRする味覚イベントが開催される。11月22日(土)・23日(日・祝)10:30～16:00、松坂屋銀座店での「富山うまいもん祭り」には、シロエビやホタルイカなど富山湾の幸を使った加工品、富山米、かまぼこ、ますの寿し、あられなど、富山の味覚がずらり。威勢のよい掛け声とともに即売される。

●「食の王国とやま」からキトキトの幸が東京・銀座へ

　富山のキトキトの幸がおいしさを増す季節。首都圏で富山の食材や加工食品などをPRする味覚イベントを紹介しよう。

　11月22日(土)・23日(日・祝)10:30～16:00、「富山うまいもん祭り」＜主催：富山県、共催：松坂屋銀座店＞が松坂屋銀座店で開催される。屋上特設会場に並んだテントブースでは、シロエビやホタルイカなど富山湾の幸を使った加工品、富山米、かまぼこ、ますの寿し、あられ、銘菓など、富山の味覚がずらり。威勢のよい掛け声とともに即売される。

　会場でアツアツの味覚に舌鼓を打つのもいいだろう。揚げたてのシロエビかき揚げに特製のタレを絡めた「白エビかき揚げ丼」や、香ばしい風味が冴える「白エビ塩らーめん」、見た目は黒いが味はあっさりとした“富山ブラック”と呼ばれる「富山黒醤油らーめん」、タラのぶつ切りが野趣満点の味わいを醸し出す「たら汁」など、富山直送の味覚が味わえる。

　会場での伝統芸能ステージも楽しみだ。22日(土)には、哀調を帯びた胡弓と三味線の囃子に合わせ、美しい踊りを披露する「越中おわら」、23日(日・祝)には世界遺産・五箇山合掌造り集落に伝わる勇壮な獅子舞を披露する「五箇山の獅子舞」が観賞できる。

　また、アンケートに答えると、富山の特産品がプレゼントされる企画も実施。松坂屋正面入口にて配布のアンケート用紙を持って屋上特設会場へ。“富山県の特産物で知っているものは？”、“将来、富山に住んでみたいと思いますか？”などのアンケートに答えると、富山米コシヒカリ、しろえび煎餅、氷見うどんのいずれか1点がプレゼントされる。先着2,000名となっているのでお早めに。

●「越中富山うまいもんフェア」、中京圏、首都圏にて

　11月14(金)～16日(日)9:00～20:00、東京・品川のイオン・品川シーサイド店で開催される「越中富山うまいもんフェア」＜主催：全農富山県本部、イオンリテール(株)＞にもぜひ足を運んでほしい。

　1階食品売場を会場に、富山米や白ねぎ、さといも、呉羽梨、ますの寿し、ホタルイカ沖漬などの味覚のほか、チューリップ球根も販売される。15日(土)には、催事場横の特設ステージで石井富山県知事が“とやまの食”のトップセールスを行う。その前後に「越中おわら」の郷土芸能披露もあるのでお楽しみに。

　このほか、富山米の消費拡大や特産品PRのため、とやま特産大使が、とろろ昆布、お茶漬け(シロエビ・ホタルイカ)、チューリップ球根を日替わりでプレゼントする企画も実施。富山の特産品の魅力に触れてみたい。

　なお、「越中富山うまいもんフェア」は11月7日～9日、愛知県のイオン・ナゴヤドーム前店、岐阜県の各務原店でも催され、富山の食をはじめ、観光や住み良さなどについて情報を発信した。中京圏では、東海北陸自動車道の全線開通によって富山への関心が高まっており、フェアは盛況だった。

　富山県農林水産部農産食品課では「冬に向かって、富山の味覚がぐっとおいしさを増すこの季節に、首都圏、中京圏で富山の食をPRするイベントを企画した。11月の週末は、ぜひ富山うまいもん祭りと越中富山うまいもんフェアへ。富山の食の魅力をみなさんにお伝えしたい」と話している。



問い合わせ
●富山県農林水産部農産食品課・食のブランド推進班
TEL.076-444-3271
FAX.076-444-4410
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1613/