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2008年 3月 5日 [ イベント ]

No.342-1:白銀の世界、立山・雪の大谷ウォークへ!!


 標高約2,450mの雲上の世界にそびえる純白の雪壁と真っ青な空のコントラスト‥‥。高さ20mに迫る雪壁を間近に仰ぎながら、立山の大自然を体感できる「第15回立山・雪の大谷ウォーク」が、4月17日(木)〜5月20日(火)に立山黒部アルペンルートで開催される(参加無料)。

●高さ20mに迫る雪壁の景観を満喫

 標高約2,450mの雲上の世界にそびえる純白の雪壁と真っ青な空のコントラスト‥‥。高さ20mに迫る雪壁を間近に仰ぎながら、立山の大自然を体感できる「第15回立山・雪の大谷ウォーク」が、4月17日(木)〜5月20日(火)に立山黒部アルペンルートで開催される(参加無料)。世界第一級の山岳観光ルート・立山黒部アルペンルートは、4月10日(木)に部分開通(電鉄富山駅〜弥陀ケ原駅、信濃大町駅〜室堂駅間)、17日(木)に全線開通(電鉄富山駅〜信濃大町駅間)する予定。例年、ゴールデンウイーク中は雪の大谷を散策できなかったが、観光客からの要望が多く、今年は全線開通日から5月にかけて切れ目なく続けて実施される。

 立山・室堂平は世界有数の豪雪地帯で、室堂駅から徒歩5分ほどのところに位置する雪の大谷は吹きだまりのため、特に積雪が多いエリア。積雪の多い年では、一番高いところは20mを超えることがある。全国的に暖冬だった平成19年の状況を見てみても、4月20日の一番高いところで14m、夏間近の6月20日でも11mあったことから、その豪雪ぶりがわかるだろう。
 
 雪壁は、雪の大谷を通る立山高原バス道路に積もった雪を除雪してできる。雪の大谷の長さは約500mで、散策ルートは立山高原バス道路に沿って設けられた「大谷ロード」<4月17日(木)〜5月20日(火)>と、「パノラマロード」<4月17日(木)〜5月6日(火・休)>の2つ。イベント期間中の10:00〜15:00には雪壁を間近に見ながら散策できるというわけだ。パノラマロードでは立山連峰を眺めながら雪原を歩くことができる。

 気温は10度以下になるので防寒具が必要。また、路面凍結などによって滑りやすいのでトレッキングシューズなども準備したい。雪の照り返しが強いのでサングラスや日焼け止めも必需品だ。

 なお、4月17日(木)〜30日(水)は参加特典として、雪の大谷の通行証をプレゼント。富山県自然解説員(ナチュラリスト)と一緒に大谷ロード、パノラマロードを散策する「雪の大谷散策ツアー」(10:30〜11:20、13:00〜13:50)も催されるので、室堂ターミナル横の雪遊びコーナー前に開始時刻前に集合しよう。

●海外からの誘客促進へ

 立山黒部アルペンルートは、外国人にとって魅力ある観光資源であり外国人が数多く訪れている点や、その魅力を活かす取り組みが行われていることなどを評価され、国土交通省の「外国人で賑わうまち」(全国観光地36地域)に選ばれたことも話題だ。(『地域いきいき観光まちづくり2008』の事例集に掲載)

 平成19年にアルペンルートを訪れた海外からの観光客(団体客入り込み数)は約11万5,300人で、5年前の平成14年の約5倍以上となっている。そのうち雪の降らない台湾からの観光客が約87,000人と約8割を占め、春の雪の大谷観光が圧倒的な人気を誇っているという。アルペンルートでは、台湾など海外からの誘客促進を図るため、旅行エージェントの招聘や現地での商談会、大型懸垂幕・ラッピングバス(台湾)などによる広告展開に力を入れている。また、立山ケーブルカーや高原バス、立山ロープウェイなどでの外国語放送案内、時刻表・バス停の外国語表記を進めるなど、受け入れ態勢を充実させている。

 立山黒部貫光(株)営業推進部では、「大自然の景観といったアルペンルートの魅力に加え、PR活動や受け入れ態勢の整備に取り組んでいる点が海外からの観光客の増加につながっている。雪の大谷ウォーク後には、美女平原生林トレックや室堂での雷鳥ウォッチングなどのイベント開催や、定期観光バス“たちやま”の運行が始まる。国内外の観光客に立山の雄大な自然を満喫してほしい」と話している。


▲台湾・台北市での大型懸垂幕広告


問い合わせ
●立山黒部貫光(株)営業推進部
TEL.076-432-2819
FAX.076-442-3431
http://www.alpen-route.com/

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