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2006年 11月 8日 [ イベント ]

No.273-2:「新湊カニかに海鮮まつり」で富山湾のカニ三昧


 富山湾の魚介がおいしさを増す季節。ベニズワイガニ、本ズワイガニの県内一の水揚げを誇る新湊漁港(射水市)で、11月19日(日)、「新湊カニかに海鮮まつり」が開催される。カニ即売をはじめ、おいしい湯気の立ちのぼるカニ鍋、ゆでガニの販売や、炭火焼・焼きガニのコーナーなども登場する。

●カニ鍋、ゆでガニ、炭火焼・焼きガニに舌鼓

 富山湾の魚介がおいしさを増す季節。ベニズワイガニ、本ズワイガニの県内一の水揚げを誇る新湊漁港(射水市)で、11月19日(日)、「新湊カニかに海鮮まつり」が開催される。例年2月に行われていた「新湊カニかにまつり」と、10月の「新湊産業海鮮まつり」を一つにまとめての初めての企画となる。よりスケールアップした内容になるので、カニファンはぜひ来場したい。開催時間は9:00〜16:00となっている。

 ベニズワイガニ漁は9月、本ズワイガニ漁は11月6日(月)に解禁されたばかりで、獲れたてキトキトのカニが会場にずらりと並ぶ。カニ即売をはじめ、湯気の立ちのぼるカニ鍋、ゆでガニの販売や、炭火焼・焼きガニのコーナーも登場する。本ズワイガニやイカ焼きなどの香ばしいかおりを楽しみながら、あつあつの焼きガニに舌鼓を打ちたい。

 地元料亭・ホテルのコーナーでは、カニグラタンなど、料理長、シェフが自慢の腕を振るったカニ料理が味わえる。新湊寿司組合のコーナーでは手ごろな価格で寿司がつまめるというから寄ってみたい。素朴な味を楽しめるのが、「浜のかあさん」試食コーナー。シロエビやゲンゲ、アジ、バイガイなどを使った手料理で浜のかあさんたちがもてなしてくれる。

 カニのほか、水揚げされたばかりのフクラギやイカなどの魚介も威勢のよいかけ声とともに即売される。また、カジキマグロをダイナミックに解体するショーや、誰でも参加が可能なカニ海鮮ミニ競り市、射水市の物産・観光・PRコーナーなどもある。

 ステージでは、「さかなクン」のトークショーやミニコンサート、よさこい演舞会も行われるのでお見逃しなく。

●上映会とシンポジウムで富山湾の豊かさを実感

 新湊カニかに海鮮まつりのプレイベントとして、11月16日(木)、「豊饒の海と漁」と題して、NHKスペシャル「神秘の海 富山湾」の上映会と、シンポジウム「豊饒の海と漁を語る!」が第一イン新湊を会場に開催される。富山湾の豊かさや漁業の将来を踏まえたさまざまな取り組みをPRするのがねらいだ。

 上映会で鑑賞することができるNHKスペシャルは、今年3月に放送されたもの。暗闇での微細な観察を可能にする高精細感度ハイビジョンカメラを備えた無人潜航機「ハイパードルフィン」による調査で撮影された珍しい深海生物の様子、海底に湧出する北アルプスの雪解け水を飲む魚たち、新湊沖のシロエビなどの映像が楽しめる。

 シンポジウムでは、パネリストに「神秘の海 富山湾」を手掛けたNHK富山放送局・ディレクターの野々部一成氏、漁業の産学官研究グループ「とやまマリンバイオテクノロジー研究協議会」顧問の飴久晴氏、香西かおりさんの「雨酒場」など数々のヒット曲を生み出している射水市出身の作曲家 聖川湧氏、新湊漁業協同組合・代表理事組合長の矢野恒信氏を迎え、富山湾の素晴らしさ、環境への取り組みなどを語り合う。上映会とシンポジウムの開催時間は15:30〜18:00で、参加費無料となっている。

 新湊カニかに海鮮まつり実行委員会では、「焼きガニ、カニ鍋など、まさにカニ尽くしのイベント。プレイベントにも参加いただいて富山湾の魅力を存分に感じてください」と話している。



問い合わせ
●新湊カニかに海鮮まつり実行委員会(射水市観光協会内)
TEL.0766-84-4649
FAX.0766-84-2151
http://www3.canet.ne.jp/~kankou/

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