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2006年 10月 25日 [ イベント ]

No.271-2:美味しいもん、大集合!「食祭とやま2006in射水」開催


 富山県内最大の食の祭典「食祭とやま2006in射水」が11月11日(土)・12日(日)、県民公園太閤山ランド・ふるさとパレス周辺(射水市黒河)で開催される。料理研究家による、富山の新鮮で多彩な食材を使った新しい家庭料理の実演や、シロエビの料理・魚のすり身作りの体験、射水・高岡地区の郷土芸能の披露などが企画されている。

●新湊のシロエビ料理を体験しよう

 富山県内最大の食の祭典「食祭とやま2006in射水」が11月11日(土)・12日(日)、県民公園太閤山ランド・ふるさとパレス周辺(射水市黒河)で開催される。今年のキャッチフレーズは、“いみず野に、美味いもんぎゅっと大集合”。地産地消や食育推進などを目的に、食の伝承人による郷土料理の実演などがある「食育キッチンコーナー」や、富山湾の海の幸を使った「食育体験イベント」、射水・高岡地区の郷土芸能などを披露する「ステージイベント」、富山の特産が集合する「特産王国とやまふれあい市」などが企画されている。

 食育キッチンコーナーでは、射水・高岡地区在住の「食の伝承人」5名が、富山の郷土料理を実演する。昔ながらのおいしい味を楽しめる試食コーナーも設けられているので味わってみたい。また、日本テレビ「3分クッキング」でおなじみの料理研究家、牧弘美さん(富山市出身)が、富山の新鮮で多彩な食材を使った新しい家庭料理を実演する「牧弘美の料理教室」も楽しみ。NHK「きょうの料理」の高城順子さんは、富山の食材で子どもが喜ぶお弁当のアイデアを披露する。海や野、山の幸でどんな料理やお弁当ができあがるか注目だ。

 会場となる太閤山ランドがある射水市は富山湾に面し、新湊地域のシロエビが特産。食育体験イベントでは、シロエビの料理や魚のすり身作りの体験をはじめ、大島地域特産のヘチマを使ったリース作りにも挑戦できる。当日、参加希望を受け付ける(先着順)ので、奮ってご参加を。射水・高岡地区の農林水産業の特徴や、地産地消・食育活動の取り組みを紹介する「テーマ展示コーナー」も設けられる。

●「とやま食の街道」ルート、正式発表

 会場では、「特産王国とやまふれあい市」として、県内の新鮮な海・野・山の幸や加工品が勢揃いする。また、平成17年度『新たな「とやま名物」アイデアコンテスト』の優秀作品に選ばれ、商品開発された品々を紹介するコーナーも登場する。寒天、昆布ペースト、豆乳などを使った豆腐風の和菓子「昆布豆腐」、カワハギの肝を使ったフォアグラ風食品「氷見の海のフォアグラ」、新鮮なニギスを丹念に練り上げた柔らかいかまぼこ「にぎす蒲鉾」の3点の試食コーナーも設けられるので味わってみたい。

 富山の多彩な食材や独自の食文化など、食をテーマにした観光周遊ルート「とやま食の街道」が正式発表されるのも話題。食のとやまブランド推進委員会の意見を踏まえ、設定したもので、「日本の味・とやま昆布街道」、「神秘の海・富山湾きときと街道」などの3ルートが設定されている。富山ならではの食文化を全国発信し、食のとやまブランドの確立を目指す。料理を楽しむだけでなく、博物館や食品加工施設などをめぐり、各街道のテーマに沿って歴史や文化、料理などを語る「食の語り部」から話を聞くことで知的好奇心を満たすコースづくりが図られている。

 屋外・屋内のステージでは、水戸田西部子供獅子(射水市)、やぶさめ民舞(射水市)、民謡弥栄節(高岡市)、氷見獅子(氷見市)、氷見網起こし木遣り(氷見市)、野端和太鼓神楽(小矢部市)など、射水・高岡地区の郷土芸能が披露され、食祭とやまを盛り上げる。
 
 会場では、旬の地場食材を活用した栄養バランスの良い「富山型食生活」のモデルメニュー・秋編<いとこ煮、呉汁(ごじる)など>の実演・アンケート試食会や、富山の食をテーマにした「食祭クイズラリー」も開催される。ラリーでは抽選でとやま和牛、富山米などがプレゼントされるので、ぜひ挑戦を。



問い合わせ
●富山県農林水産部食産食品課
TEL.076-444-3271
FAX.076-444-4410
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1613/

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