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1998年 11月 5日 [ イベント ]
No.025-3:1998バレーボール世界選手権男子魚津大会」を市民総ぐるみで盛上げる。
■世界最高のバレーボール男子大会の予選が魚津市で開催
富山県魚津市では、「1998バレーボール世界選手権男子魚津大会」が11月13日(金)〜15日(日)までの3日間開催される。世界選手権は、4年に1度、オリンピックの中間年に開催される世界最高のバレーボール大会。第1回男子大会は、1949年チェコスロバキア、今大会が第14回目の大会で、日本での開催は初めて(アジア初)。各大陸予選には60カ国が参加して、見事予選を勝ち抜いた24チームが4チーム、各6ブロックに分かれ大会に挑む。
■ロシアとユーゴスラビアの戦いが注目される。
魚津市のブロック大会ではロシア、ユーゴスラビア、オーストラリア、トルコの世界の強豪4チームが、6試合の熱戦を繰り広げる。決勝ラウンドへは、上位2チームと、各6ブロックで3位になった6チームの中から上位4チームが進出。見どころは、アトランタ五輪銅メダル獲得のあと急速に力をつけてきたユーゴスラビアと、同五輪4位のロシアとの一戦。
■バレーボール世界選手権が開催される魚津市
今回、日本海側で唯一の開催地となる魚津市は、富山市の東部に位置する人口約4万8000人のまち。富山湾に出現する蜃気楼の見えるまちとして知られ、ほかにも海底から発掘された特別天然記念物の埋没林、波間に青く光る幻想的なホタルイカなど、海のロマンに彩られたまちである。『2000年とやま国体』のバレーボール競技の開催も決まっており、市民のバレーボールに対する関心も高い。
会場となる「ありそドーム」は、今年春に完成した県内最大の多目的室内スポーツ施設。アリーナの面積は2,400m2で5,500人を収容する。ほかにも産業展示ホールや高さ46mの展望搭を備えている。外観デザインは、波と蜃気楼をイメージしている。
■市民ボランティアが大会を支える。
魚津大会では、大会の運営をボランティアがサポート。魚津市や県内外から100名以上のボランティアが参加し、会場の設営、通訳、受付、駐車場整理などを分担して受け持つ。
また、長野五輪にならった「1校1国運動」を展開。市内や周辺地区の小学校や中学校が、応援する国について熱心に勉強している。特定の国に絞って応援することで、その国への理解を深めて、バレーボールにも関心を持ってもらうのが狙いだ。
《チーム紹介》
◆ロシア
世界ランキング5位。旧ソ連時代から含めて過去13回の大会中、優勝6回と最多の優勝回数を誇る古豪。96年のアトランタ五輪は5位。イタリアリーグで活躍するエース、フォーミンがひっぱって、バレー王国復活をもくろむ。
◆ユーゴスラビア
世界ランキング6位。アトランタ五輪で銅メダルを獲得。97年ヨーロッパ選手権2位。主力選手のほとんどがイタリアかブラジルのプロリーグでプレーをしている。
◆オーストラリア
世界ランキング17位。今回の世界選手権は82年の第10回大会以来の出場となる。2年後に迫った地元シドニー五輪を目指して選手の強化を進めている。
◆トルコ
世界ランキング42位。ランキング上位のチームを撃破して、66年の第6回大会以来32年ぶり、3回目の本大会出場となる。
(大会日程)
〈11月13日(金)〉
・ユーゴスラビア対オーストラリア
・トルコ対ロシア
〈11月14日(土)〉
・オーストラリア対ロシア
・ユーゴスラビア対トルコ
〈11月15日(日)〉
・トルコ対オーストラリア
・ロシア対ユーゴスラビア
●1998バレーボール世界選手権男子魚津大会実行委員会
〒937-0805富山県魚津市本江1940(市民センター内)
TEL 0765-23-1093