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2001年 10月 20日 [ イベント ]

No.081-2:魚がおいしくなる季節、富山湾のキトキトの幸に舌鼓


●富山湾直送の海の幸が市価よりも安く即売

 1,000メートルを超える水深、切り立った海底谷、北アルプスの清らかな雪解け水の流入などによって、多種多様な魚介類を育む豊饒の海、富山湾。沿岸の街では、毎年秋から初冬にかけて、魚まつりが開催されている。今年11月11日(日)の氷見キトキト魚まつり(氷見市)・いくじ魚まつり(黒部市)、17日(土)〜18日(日)のとやま湾味覚市(富山市)などでは、富山湾直送の魚介類が即売される。キトキト(新鮮な)の海の幸を求めて、各地を訪ねてみたい。
 11月11日、県内一の漁獲量を誇る氷見漁港で行われる「氷見キトキト魚まつり」の楽しみといえば、魚ミニセリ市やきときと鍋、船上鍋、活魚すくい取り、魚のバーベキュー。例年10月中旬に開催されていたが、今年は11月10日〜11日に“氷見から世界へ発信! 定置網から考える環境と食料”をテーマに「定置網新世紀フォーラム」が実施されるため、この日の開催となった。イベントとして、全国から若手料理人が集い、自慢の腕を競う「全国包丁人大会」も必見といえよう。


●ぶり街道沿線の特産物の販売  

 11月17日〜18日、富山市の富山駅北親水広場で行われる「とやま湾味覚市」では、たべもん市や富山湾大漁鍋、もちつき大会のほか、プロの料理人が腕を奮う実演コーナー・試食会も行われる。展望塔を備えた天門橋の美しい景観も魅力だ。
 富山市・岩瀬漁港近くの岩瀬カナル会館では、「岩瀬ぶり街道祭り」が18日に開催される。この祭りは、江戸時代、富山湾であがった「越中ぶり」が東岩瀬に集められ、牛の背に揺られて富山から高山を経て、遠く松本まで運ばれたことにちなむもので、ぶりの解体、海鮮漁師鍋、フリーマーケット、ぶり街道沿線の特産物の販売などが行われる。





問い合わせ
●氷見キトキト魚まつり実行委員会
 TEL(0766)74-0050
●いくじ魚まつり(生地魚市商業協同組合)
 TEL(0765)56-8033
●とやま湾味覚市実行委員会(富山市観光振興課)
 TEL(076)443-2072
●岩瀬ぶり街道祭り(富山商工会議所)
 TEL(076)423-1111

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