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2001年 11月 20日 [ イベント ]
No.083-2:大阪から見つめる文明と海。「日本海学シンポジウム」開催
●富山生まれの「日本海学」を広く発信
地中海と日本海の比較から文明と海について考察をめぐらす「日本海学シンポジウム」(富山県、日本海学推進会議主催)が12月22日(土)、大阪梅田の毎日新聞ビル・オーバルホールで開催される。
「日本海学」は、日本海および環日本海地域の人間と自然、人間と人間のかかわりなどを総合学として研究しようとするもの。日本海沿岸の中心に位置する富山県では、日本海学の確立に向け、平成12年に日本海学推進会議を設立。今年3月には「いま、富山から日本海ルネッサンスの胎動」をキャッチフレーズに第1回「日本海学シンポジウム」を富山市で開催した。
今回の「日本海学シンポジウム」は、瀬戸内海、日本海、太平洋による交易・文化交流に支えられて興隆した大阪において開催する。東京大学大学院教授・青柳正規氏の基調講演「文明と海」と、「文明と海--地中海と日本海の比較から」をテーマにパネルディスカッションが行われる。
●3月の全国発売以来、反響をよんでいる『日本海学の新世紀』
日本海学の入門書といえるのが、今年3月、富山県国際・日本海政策課から発行された『日本海学の新世紀』(日本海学推進会議編集/角川書店発売)。日本海学の可能性と環日本海地域の魅力などをまとめたもので、日本海の過去、現在、未来など、環日本海地域に関するさまざまな研究内容が紹介されている。来春には「シリーズ日本海学」の第2弾を予定。『日本海学の新世紀』は、大阪梅田での「日本海学シンポジウム」会場にて1,000円(税別)で販売。
なお、「日本海学シンポジウム」への入場申込みは、下記へハガキまたはFAX、E-mailにて。後日、入場整理券を郵送。
問い合わせ
●富山県国際・日本海政策課
〒930-8501 富山県富山市新総曲輪1-7
TEL(076)444-3339
FAX(076)432-5648
E-mail:kokusainihonkai@pref.toyama.jp