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2001年 12月 20日 [ イベント ]
No.085-2:蜃気楼の見える街、魚津の名物朝市
●魚津港魚市場に人の波
富山湾の神秘、蜃気楼の見える街として全国的に知られる魚津市。毎月恒例のイベントとして人気があるのが、魚津港魚市場で第2日曜(8:00-11:00)に開催される「魚津の朝市」である。
魚津の特産品、地場産品を多くの人に知ってもらいたいと、平成7年9月に開市。40店以上が出店し、アマエビやブリ、ベニズワイガニ、ヒラメなどの海の幸はもちろん、野菜や果物、米、山菜と野山の幸が、魚市場に所狭しと並べられる。どれも市価よりも20-30%も安く、威勢のいい掛声とともに驚くほどの早さで、魚が売れていく。朝8時のオープンとはなっているが、1時間ほど前から長い列ができるほどの盛況ぶり。地元はもちろん県外から訪れる観光客も多いようだ。
●旬の魚が入った熱々のみそ汁をいただく
おすすめは、漁協婦人部の女性陣が真心こめて調理する、名物の「朝市定食」。ごはん、みそ汁に焼き魚が付いて400円という値段で、こちらも行列ができるほどの人気ぶりである。湯気がもうもうと立ちのぼる大鍋で調理されるみそ汁は、エビやカニなど旬の魚がいっぱいで、いただくと体もほっかほかになる。漁船を係留した岸壁の横に並ぶテーブルで、海を眺めながらいただく朝食は野趣に富んでおり、おいしさも倍増するというものだ。
イベントとして、マグロの解体実演や蜃気楼太鼓の公演、商品券の抽選会なども毎年企画されている。新鮮な幸との出会いを楽しみに、毎月第2日曜の朝は、魚津の朝市へ。
問い合わせ
●魚津商工会議所
TEL(0765)22-1200