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2004年 8月 18日 [ イベント ]

No.157-1:必聴!! ワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2004」


●アフリカンドラムのリズムが古刹安居寺の境内に響き渡る

 世界の民族音楽の祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2004」が8月20日(金)〜22日(日)、福野町の古刹安居寺、福野文化創造センター「ヘリオス」などで開催される。アフリカの強烈なビート、韓国の伝統的な独特のリズム、沖縄・石垣島の島唄など18組のステージの音色が町全体に響き渡る3日間を楽しもう。
 コンサートの主な出演者を紹介しよう。セネガルのドゥドゥ・ニジャエ・ローズは、70歳を超えた今も世界中を飛び回るアフリカンドラムのカリスマで、総勢20名のパーカッションオーケストラを統率し、一糸乱れぬパフォーマンスを繰り広げる。アフリカンドラムの繊細かつ力強いリズムが幾重にも重なり、古刹安居寺の境内に響き渡る。ギニア出身の若手音楽家バ・シソコは、コラ(アフリカンハープ)の幻想的な響き、軽快なパーカッションの音色を聴かせてくれる。韓国のヨンチ&ウヒの、打楽器と舞踊のコラボレーションも楽しみだ。
 また、スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドゆかりの出演者といえば、スキヤキ・スティ−ル・オーケストラ(SSO)とサラマレクム。SSOは95年のスキヤキでデビュー。スティールドラムでパンチの効いたラテンナンバーからクラシックの名曲まで披露する。スキヤキのアフリカンドラム教室の受講生で結成されたサラマレクムは、西アフリカの打楽器ジャンベと太鼓サバ−ルに加え、韓国の伝統打楽器チャンゴをレパートリーに、アフリカとアジアを混合させた斬新なステージを繰り広げる。
日本からは、沖縄・石垣島の唄者(うたさー)一家に生まれた大島保克(おおしまやすかつ)が登場し、三線(さんしん)の音色に合わせて美しい島唄を聴かせてくれる。その島唄の味わいから、波の音、沖縄のあたたかい空気を感じずにはいられない。


●畳に座って「kichi-yaライブ」を楽しむ

 明治時代の商家を利用したスキヤキのアンテナショップ「kichi-ya」では、畳に座って楽しむ「kichi-yaライブ」が開かれる。ボサノバのマエストロと称される中村善郎(なかむらよしろう)が、本場ブラジル仕込みのギターとベルベットヴォイスを披露。天才アコーディオン奏者として評価されている桑山哲也(くわやまてつや)は、タンゴやピアソラ、ポップのエッセンスを折り込んだ曲などを聴かせてくれる。
 その他、福野文化創造センター「ヘリオス」の前庭では、絵画やガラス、木工、アクセサリーなどの手作りアートを展示・販売する「アート・マルシェ」や、アジアン雑貨や古着などが揃う「フリーマーケット」なども催される。民族音楽を味わい、手作りのアートにふれ、福野の町を散策したい。




問い合わせ
●スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド実行委員会
TEL.0763-22-1125
FAX.0763-22-1127
helios@town.fukuno.toyama.jp
http://www.town.fukuno.toyama.jp/helios

会場案内図
http://ns.town.fukuno.toyama.jp/helios/jp_site/sukiyaki/map/map.htm

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