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2005年 5月 25日 [ イベント ]

No.197-2:来夏、富山で開催!! 「海フェスタ」


●体験航海などのイベントを企画

 “海の日”にちなんだ全国イベント「海フェスタ」が、平成18年7月に伏木富山港(伏木港・富山新港・富山港)と魚津港の港湾周辺海岸部、市街地で開催されることが決定した。

 同イベントの経緯をみると、昭和61年から全国の主要港湾都市が持ち回りで「海の祭典」を開催。平成14年に7月の第3月曜日が「海の日」となり3連休化されたことを契機に、平成15年から地域に密着した海の啓蒙普及の場として「海フェスタ」にリニューアルされた。今夏は沖縄県で開催され、来年の富山県開催で通算21回目、「海フェスタ」改称後では4回目となる。来年は伏木富山港が国から特別重要港湾に指定されて20周年になることから「海フェスタ」を記念事業として位置づける考えだ。

 開催時期は来年7月中旬〜下旬の10日間程度となる予定。主な事業として、皇族臨席(秋篠宮殿下、同妃殿下が通例)による記念式典、祝賀会、巡視船・寄港船舶の一般公開・体験航海、海の総合展、シンポジウムの開催をはじめ、マリンフェスティバル、マリンスポーツといった参加・交流型イベントの開催などが予定されている。

●環日本海国際港湾を目指して

 「海フェスタ」の会場となる伏木富山港は、日本海側の中央部に位置し、古くから海外との交易・貿易の歴史を持っており、昭和61年には国際貿易に関して、特に重要な港湾であるとして国から特定重要港湾に指定された。

 国際交流や経済のグローバル化に伴い、日本海沿岸地域がゲートウェイとなり、中国、韓国、ロシアなどの対岸諸国から東アジア全体、さらには北米など世界全体と直接交流を目指す時代を迎え、伏木富山港は「環日本海国際港湾」を21世紀初頭の目標に掲げている。現在、東南アジア航路(伏木富山港〜シンガポール)、韓国航路(伏木富山港〜釜山)、中国航路(伏木富山港〜上海)、TSCS(伏木富山港〜ロシア・ボストーチヌイ)の4つの定期コンテナ航路を持ち、外貿コンテナ貨物量は近年高い伸びを示している。ちなみに平成16年の外貿コンテナ貨物量は輸出入合計697,342万tで、平成12年(457,611 万t)の約1.5倍となっており、コンテナ貨物の需要増に対応して多目的国際ターミナルの供用・整備が進められている。

 富山県土木部港湾課では「海フェスタでは、環日本海交流の拠点としての富山の港湾の役割を紹介することはもちろん、富山らしさを盛り込み、県の特産品や観光スポットなどのすばらしさを全国に発信する場にしたいですね」と話している。




問い合わせ
●富山県土木部港湾課
TEL.076-444-4053
FAX.076-444-4419
http://come.to/toyama-minato/

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