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2005年 7月 13日 [ イベント ]

No.204-3:田舎暮らし体験「とやま帰農塾」、受講者募集!


●まずは土に触れてみよう
 農業体験や自然体験を楽しみながら田舎でのんびり過ごすグリーンツーリズムが近年話題になっている。また、定年や退職をきっかけに都市部を離れて田舎でのんびり暮らすことを希望する中高年世代も増えている。そんななか富山県農林水産部農村環境課では、UIJタ−ン希望の中高年世代で農林漁業体験や田舎暮らしに興味のある方を対象にした「とやま帰農塾」を開講する。夏期講座<9月2日(金)〜4日(日)>と秋期講座<11月18日(金)〜20日(日)>が設定されており、20名程度の受講生を8月5日(金)まで募集する(定員になり次第締め切り)。

 夏期、秋期いずれも氷見市磯辺にある八代自治会館での2泊3日の講座となる。講座は一連の流れがあり、夏期、秋期とも参加することが条件で、どちらか一方のみの参加はできない。受講費用は、夏期・秋期講座合わせ、体験料として12,000円(傷害保険料金含む)となっている。ただし、氷見市磯辺までの交通費は各自負担。

 講座・カリキュラムは“田舎で暮らすとはどういうことか”という視点のもと、農林漁業体験だけではなく、その土地の習慣やものの考え方、里山が抱える問題点などの研修も含めた「田舎暮らし総合講座」が予定されている。

●田舎で暮らし、生きがいを創出
 実技では「土づくり」や「野菜づくり」「田舎の技」「田舎料理」、講義では「地域の文化・生活」「田舎での暮らし方」などのカリキュラムが並ぶ。夏期講座で種や苗を植え付けした秋野菜を秋期講座で収穫する予定。地元のJAや農業普及指導センター、八代地区自治振興会などが協力し、野菜づくりを丁寧に伝授することもポイントだ。このほか、縄の結び方の実技や竹垣づくり、干柿づくり、漬物づくりなども予定されており楽しみだ。

 農村環境課では「2007年度から退職年齢を迎える団塊の世代を中心に田舎暮らしをPRします。田舎での就業・定住のきっかけになり、過疎化、高齢化の進む農山漁村地域の活性化につながることを期待したいですね。ただ、すぐに就業・定住につながらなくても、参加された方が田舎に興味を持ち、ここで過ごすことによって元気になったり、生きがいを創出できたりしていただければと思っています」と話している。

 富山県には、富山湾から立山連峰までのダイナミックな自然や、水の豊かな里山、田園がある。自然に抱かれながら農作業やものづくりに汗を流す時間を大切にしてみたい。

 なお、とやま帰農塾の受講申し込みは、交流地域活性化センター「NPO法人グリーンツーリズムとやま」TEL.0764-452-4888 FAX.076-420-3177 E-mail:info@gt-toyama.netへ。




問い合わせ
●富山県農林水産部農村環境課
TEL.076-444-9011
FAX.076-444-4427
http://www.pref.toyama.jp/sections/1605/toyamagt/top.html

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