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2020年 5月 27日 [ トピックス ]

No.956:自然の不思議や可愛さ炸裂!ライブカメラとSNSで富山の映像を

おうちで家族と一緒に富山湾の蜃気楼や魚たち、可愛らしい動物たちの姿を見てみませんか。魚津埋没林博物館では、「#おうちで魚津のしんきろうキャンペーン」を展開中。また、魚津水族館と富山市ファミリーパークでは、生きものの姿を臨場感たっぷりに捉えた“映像ライブラリー”を充実させている。ステイホームで富山を知ろう!

●神秘的な自然現象をおうちで


▲5月24日に発生した
蜃気楼(魚津埋没林博物館提供)(左)
▲魚津水族館の公式インスタグラムに
登場するゴマフアザラシ
(魚津水族館提供)(中央)
▲富山市ファミリーパークの公式YouTube
「里ノ助のファミリーパーク園内めぐり」で
レッサーパンダを紹介
(富山市ファミリーパーク提供)(右)

 暖かくて風の弱い日の富山湾。実際の景色の上側に、伸びたり逆さになったりした虚像が出現する……。春は1年の中で蜃気楼が最も多く観測される季節。光が海上の暖かい空気層と冷たい空気層を通ると屈折するため、蜃気楼が発生するとされる。

 例年、海岸には県内外から大勢の見物客が詰めかける。魚津埋没林博物館(魚津市釈迦堂)の「#おうちで魚津のしんきろうキャンペーン」<6月30日(火)まで>は、新型コロナウイルス禍の中、観測スポットの三密を避けるため、自宅で蜃気楼に親しんでもらうのがねらいだ。

 同博物館は、「富山湾沿岸から発見されたスギの樹根である魚津埋没林を保存・展示する施設。このほか、富山湾の蜃気楼に関する資料の展示や展望台なども備えています」と話す。

 キャンペーンでは、博物館の周辺から黒部、富山、射水方面の海岸の様子を撮影する同館のライブカメラの映像で蜃気楼を見つけ、蜃気楼の映像をスクリーンショット(プリントスクリーン)などで保存もしくは映像を撮影した画像を、同館のツイッターをフォローした上で「#おうちで魚津のしんきろう」のハッシュタグを付けて発信してもらう。ライブカメラの映像は過去にさかのぼっても見ることができるのでチェックしてほしい。

 投稿者の中から抽選で20人に博物館招待券、オリジナルボールペン、オリジナルしおりから1点、さらに100人に魚津蜃気楼研究会の会員が撮影した傑作写真をはがきサイズ・10枚セット(協力:魚津蜃気楼研究会、DSフォト)がプレゼントされるので投稿しよう。

●圧巻!ブリが回遊する富山湾大水槽


▲富山湾大水槽(左)
▲ホシエイ(右)

 「北アルプスの渓流から日本海の深海まで」をテーマに、約330種1万点を展示する魚津水族館(魚津市三ケ)。1913年に設立され、100年余の歴史を誇る、国内最古の水族館だ。

 魚津水族館公式ホームページからYouTubeインスタグラムの動画や写真を見ることができる。YouTubeでは、「サンゴ礁コーナー」や「おさかなショー」、「富山湾大水槽ダイバー」、「サンショウウオ展」などのインスタライブのコンテンツが並ぶ。「サンゴ礁コーナー」の冒頭では、サンゴは植物ではなく、動物であることを紹介。口を開けて、小さなエビを食べるクサビライシの様子などが見られる。

 「富山湾大水槽ダイバー」では、体長120㎝ほどの大きなクエや黄金色のラインが走るブリ、ひょうきんな顔つきのウスバハギ、背中に点々の模様があるコショウダイなどが悠々と泳ぐ姿を捉えている。「魚が体に当たると痛いですか」、「魚はいつ眠るのですか」といった質問にダイバーが答えるコーナーもある。

 インスタグラムでは、水族館の人気者、ゴマフアザラシとフンボルトペンギンや、展示が始まったばかりの全長約130cmのホシエイ、餌を付けた飼育員の指先をペロペロとなめるグランディスヒルヤモリ、ヒロウミウシやパンサーカメレオンなどの写真がずらりと並ぶ。写真だけでなく、動画で見られるものもあるのでぜひアクセスを。

 魚津水族館では、「水量240tの富山湾大水槽や海中トンネル、富山湾ならではの深海魚コーナーなど見どころたっぷり。魚だけでなく、両生類や爬虫類の展示にも力を入れています」と話している。

●動物たちの愛らしい姿に心ほのぼの


▲アムールトラ(左)
▲ニホンライチョウ(右)

 富山県の中央部、呉羽丘陵に広がる富山市ファミリーパーク(富山市古沢)。二ホンライチョウやニホンカモシカ、ツシマヤマネコなど、日本産動物を中心に100種889点(2020年1月31日現在)を飼育する。

 同パークでは、園内の様子を自宅で居ながらにして楽しめるよう、公式YouTubeで「里ノ助のファミリーパーク園内めぐり」、公式Facebook公式Twitterで元気な動物たちの姿を公開している。

 陽光を浴びて気持ちよさそうに毛づくろいするアナグマや、無邪気にじゃれあうレッサーパンダの親子、餌をついばむ愛らしい二ホンライチョウ、水浴びするオオカミ、リンゴを食べるツキノワグマ、小走りするシマウマ、肉にかぶりつくアムールトラ、ケージから出てカメラのそばに寄ってくるアミメキリンなど、動物たちのいきいきとした姿を見ていると、思わず童心に帰れるだろう。餌となる野菜を包丁で細かく刻んだり、動物たちの体調を観察したりと、飼育員の仕事の一端にも触れられる。このほか、桜や新緑など、園内の春の表情にも癒やされる。

 富山市ファミリーパークでは、「首都圏のみなさま、新型コロナウイルス禍の中、ご自宅で動物たちの愛らしい姿を映像で見て心を和ませてください。コロナ収束後、ぜひファミリーパークへお越しください」と話している。

問合せ
●魚津埋没林博物館
TEL.0765-22-1049
FAX.0765-23-9105
https://www.city.uozu.toyama.jp/nekkolnd/

●魚津水族館
TEL.0765-24-4100
FAX.0765-24-4128
http://www.uozu-aquarium.jp/

●富山市ファミリーパーク
TEL.076-434-1234
FAX.076-434-1208
https://www.toyama-familypark.jp/


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