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2018年 9月 5日 [ トピックス ]
No.872:「帰っちゃ」「ちょっこ休憩せんけ」―富山弁LINEスタンプ発行
●24種類のスタンプで思いを伝え、働き方の見直しに
今回発行されたスタンプは、無料通信アプリLINE(ライン)で使える「とやま働き方改革応援LINEスタンプ」。「そろそろ帰らんけ(そろろそ帰らない?)」、「もうすぐ定時やね(もうすぐ定時だね)」、「明日休むちゃ(明日休むね)」、「充電中やちゃ(充電中だよ)」、「きのどくな(ありがとう)」、「グッジョブやぜ(グッジョブだね)」といった富山弁を使ったメッセージと、言葉に合った男女のキャラクターのイラストを組み合わせている。働く中で誰かに伝えたい気持ちや、普段言いづらいことを富山弁のユニークなスタンプで発信することでコミュニケーションの円滑化を図り、働き方の見直しにつなげてもらうのがねらいだ。
24種類一セットで、50コイン(120円)。LINESTOREで「とやま働き方改革応援スタンプ」と検索を。現在400以上が売れており大変好評だ。職場や友人との連絡に使ってみてはいかがだろう。
●「元気とやま!働き方改革推進運動」、参加事業所募集
富山県は、昨年度、国の機関や地元経済界などとつくる「とやま県民活躍・働き方改革推進会議」を設置。今年度は、働き方改革の取組みを一層推進するため、改革に重点的に取り組み、働きやすく魅力ある職場づくりをめざす「元気とやま!働き方改革推進運動」を展開している。
現在、参加事業所を随時受け付けており、応募対象は、働き方改革に取り組んでいる、または取り組む意欲のある富山県内の企業、団体、事業所、自治体などで、平成30年8月31日現在で93事業所が参加している。(支社、支店等の事業所単位でも応募可能)。
取組みの例として、年次有給休暇の取得促進(取得目標の設定、アニバーサリー休暇制度の導入など)、時間単位の年次有給休暇制度の導入(年休5日分まで時間単位の取得可能な制度の導入など)、健康経営の推進(ストレスチェックの実施などメンタルヘルス対策の推進など)、長時間労働の削減(ノー残業デーの設定、共有スケジューラーを活用した業務の見える化、退社時間の見える化など)、柔軟な働き方の導入(フレックスタイム制度、在宅型テレワーク制度の導入など)、その他独自の取組み(イクボス宣言の実施、男性の育児休業の取得奨励など)が挙げられる。
優れた取組みを行った応募事業者には、県の広報媒体やホームページなどでの紹介・顕彰や、県主催・労働局との共催で開催する合同企業就職説明会・面接会などに優先的に参加できる特典などがある。
これにより、参加事業所には“優秀な人材の確保・定着”、“企業のイメージアップ”、“従業員の満足度や仕事への意欲向上”、“業務効率化等による生産性の向上”といったメリットがありそうだ。
●「イクボス」って何?
県は、仕事と家庭の両立が可能な職場環境づくりを推進するため、平成29年7月25日に「イクボス企業同盟とやま」を設立した。「イクボス」とは、職場で共に働く部下やスタッフのワーク・ライフ・バランス(仕事と育児や介護などを含む生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)のことを言う。
現在、加盟団体は130。随時、加盟団体を募集している。加盟団体には、働き方改革やイクボスに関する先進的な取組みの情報を提供するほか、加盟団体名やトップの「イクボス宣言」(“部下が仕事と家庭を両立できるように全力でサポートします”、“月に1回の定時退社日を作り、自分も早く帰ります”など)を県のホームページで紹介する。加盟証明品として渡される「イクボス企業同盟とやま」の卓上旗を活用し、社員のワーク・ライフ・バランスを推進している事業所としてイメージアップを図ることができる。
富山県少子化対策・県民活躍課では、「人生100年時代、働き方改革を進め、家族や同僚、地域社会の人々とよりよい関係を築きましょう。とやま働き方改革応援LINEスタンプは富山弁でほっこり、心も和らぎます。気軽なコミュニケーションツールとして活用ください」と話している。
- 問合せ
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●富山県総合政策局 少子化対策・県民活躍課
女性活躍・働き方改革推進班
TEL.076-444-3257
FAX.076-444-3479
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1017/