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2017年 4月 19日 [ トピックス ]
No.803:鉄軌道ファン必見!ポータルサイト「鉄軌道王国とやま」
●多種多様な鉄軌道を日本語と英語で紹介
開業3年目の北陸新幹線、モダンなスタイルのLRT(ライトレールトランジット)、峡谷を走るトロッコ電車……富山県は全国の鉄道、電車ファンが注目する鉄軌道王国。JR西日本(北陸新幹線、城端線、氷見線、高山本線)、あいの風とやま鉄道(あいの風とやま鉄道)、富山地方鉄道(本線、立山線、不二越・上滝線、市内電車)、富山ライトレール(富山ライトレール)、万葉線(万葉線)、黒部峡谷鉄道(黒部峡谷鉄道)、立山黒部貫光(立山黒部アルペンルート<立山ケーブルカー、立山トンネルトロリーバス、黒部ケーブルカー>)の7事業者が運行する。
ポータルサイト「鉄軌道王国とやま」の開設は、県内の鉄軌道の魅力を国内外に発信し、県内への誘客や鉄軌道の利用促進につなげるのがねらい。サイトへアクセスすると、各鉄軌道の写真と、車両のイメージキャラクターがずらりと並ぶ。鉄道ファンや子どもたちには興奮必至のデザインだろう。音楽ゲーム「太鼓の達人」のイラストで知られる高岡市出身のイラストレーター、横尾有希子さんが手掛けたイメージキャラクターがなんとも愛らしい。各鉄軌道の写真をクリックすると、路線の特徴や車両の外観、営業キロなどの情報がわかる。
観光気分をぐっと盛り上げてくれる、富山ならではの観光列車。「観光列車の紹介」のページでは、井波彫刻の内装を施した車内で富山湾鮨や地酒が楽しめる「べるもんた」(JR西日本)や、寒ブリ・おわら風の盆等を車両に描いた「とやま絵巻」(あいの風とやま鉄道)、ノスタルジックな「レトロ電車」、近未来的なフォルムの「アルプスエキスプレス」、2階建て車両の「ダブルデッカーエキスプレス」(富山地方鉄道)、ドラえもんと登場キャラクターが描かれた「ドラえもんトラム」(万葉線)など、富山ならではの個性的な観光・イベント列車を取り上げている。
●新幹線駅を起点にした観光モデルコース設定
「とやまおすすめ旅」では、県内の3つの新幹線駅を起点に2日間で観光地を巡る3つのコースを設定している。中央エリア「美景スポットコース」は、あいの風とやま鉄道、富山ライトレール、万葉線などを利用して、海王丸パークや富岩運河環水公園・富山県美術館、高志の国文学館など、富山湾や立山連峰を一望できるベイエリアやミュージアムなどを巡るコース。西部エリア「歴史伝統文化コース」は、城端線、氷見線、万葉線などを利用し、ユネスコ無形文化遺産に登録された城端曳山祭を紹介する城端曳山会館や、となみチューリップフェアの会場・砺波チューリップ公園などへ。東部エリア「自然探訪コース」は、黒部峡谷鉄道、富山地方鉄道、あいの風とやま鉄道などを利用して、黒部峡谷の絶景を楽しみ、魚津埋没林博物館やほたるいかミュージアムで富山湾の神秘を体感するコースだ。
鉄軌道に関するマニアックな情報を掲載する「とやまの鉄軌道 こぼれ話」では、雄大な立山連峰と北陸新幹線、JR高山本線、あいの風とやま鉄道の3つの路線・鉄道橋を一度に見られるビュースポット「呉羽山展望台」(富山市)を紹介。今後、話が続々更新されるので楽しみにしてほしい。
ポータルサイト「鉄軌道王国とやま」の開設に合わせ、掲載内容を抜粋したPRリーフレットも発行。A4カラー4P(A3二つ折り)で、日本語版10,000部、英語版2,000部。県外では、日本橋とやま館、首都圏本部、大阪・名古屋事務所、県内では各駅、観光案内所、道の駅、富山きときと空港などで配布中。
富山県総合交通政策室では、「サイトとPRリーフレットのいずれも日本語版と英語版があり、サイトからは各社のホームページにジャンプできます。これからの行楽シーズンや夏休み、国内外の鉄道ファンや親子連れに鉄軌道の旅をおすすめします。写真を撮ったり、観光地を巡ったり……鉄軌道王国とやまを、思い思いに楽しんでください。」と話している。
- 問合せ
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●富山県観光・交通・地域振興局総合交通政策室
TEL.076-444-3123
FAX.076-444-9656
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1403/
https://www.tetsukidou-toyama.com/