- HOME : Toyama Just Now
- トピックス
- No.606-2:“昇龍道”で開運の旅へ、立山黒部アルペンルート、五箇山の合掌造り集落などが、 「昇龍道春夏秋冬百選」に。
2013年 5月 15日 [ トピックス ]
No.606-2:“昇龍道”で開運の旅へ、立山黒部アルペンルート、五箇山の合掌造り集落などが、 「昇龍道春夏秋冬百選」に。
●中華圏や東南アジアマーケットへのプロモーションに活用
「昇龍道プロジェクト推進協議会」は、国土交通省中部運輸局・北陸信越運輸局及び中部広域観光推進協議会と、中部・北陸9県の自治体、観光関係団体、経済団体、観光事業者などでつくる協議会。能登半島の形が龍の頭の形に似ており、龍が昇っていく様子をイメージさせることから、中部・北陸地域の観光エリアを“昇龍道”と名付けた。昇龍道地域には、美しい自然、温泉、歴史文化・建造物、伝説・祭りなど豊かな観光資源がある。その魅力を発信し、地域の知名度向上を図り、主に中華圏及び東南アジアからの訪日旅行を推進するため、平成24年1月にプロジェクトを立ち上げた。
「昇龍道春夏秋冬百選」の選定にあたり、協議会メンバーから600を超える応募があり、“観光資源が昇龍道地域にしかない独自性”、“地域における外国人観光客の受け入れ意欲”、“他の観光資源との連携”に重点を置き、「日本の自然美、四季の景観美」、「日本のふるさと・原風景」、「悠久の歴史浪漫、歴史遺産と寺院」、「日本のものづくり、伝統の技と産業の今」、「日本の交通体験」など15テーマで94の観光資源を選定した。
富山県内からは、「立山/立山黒部アルペンルート/黒部峡谷」、「富山湾 海の景色/雨晴海岸」、「桜と城の景(富山城、高岡城など)」、「世界文化遺産 白川郷・五箇山の合掌造り集落」、「北陸飛騨3つ星街道」、「北陸・禅宗の名山(高岡山瑞龍寺など)」、「日本を代表する盆踊り(おわら風の盆など)」、「山車・曳山の祭(越中八尾、岩瀬など)」、「日本を代表する魚介類(氷見の魚など)」、「アニメ・漫画ゆかりの地」、「富山・薬づくりの町(池田屋安兵衛商店、富山市民俗民芸村)」、「セントラム・ポートラム(LRT)と富岩水上ライン」などが選ばれた。
今後、3,000m級の北アルプスを貫く世界有数の山岳景観<立山/立山黒部アルペンルート/黒部峡谷>、海越しに見る立山連峰、夜の海に幻想的な光を放つホタルイカ<富山湾 海の景色/雨晴海岸>、今も暮らしが続く日本の原風景<世界文化遺産 白川郷・五箇山の合掌造り集落>、最先端路面電車と運河クルーズ体験<セントラム・ポートラム(LRT)と富岩水上ライン」>といったキャッチフレーズや見どころ、写真を盛り込んだ冊子「百選集」(簡体字、繁体字、英語、日本語の4言語版)を作成し、中華圏や東南アジアマーケットへのプロモーションに活用していく。なお、中部広域観光推進協議会のホームページでも「百選集」の内容を公開する。
●富山県内15カ所で特典
平成25年5月13日(月)からスタートした訪日外国人向けの「昇龍道ウェルカムカード」制度も話題だ。昇龍道の観光力向上、地域の連携やホスピタリティ向上を目的にしたもので、提携施設(414店舗・施設)でカードを提示すると、料金の割引や飲食、オリジナルグッズの提供といった特典がある。カードは、中部国際空港の昇龍道情報館、外国人観光案内所、海外現地旅行会社などで配布。富山県内では、立山黒部アルペンルート<絵はがき3枚をセットにした「来山証明書」進呈>、有磯海SA(上下線)・小矢部SA(上下線)<ホットコーヒー1杯進呈>、セレネ美術館<入館料200円割引>、高岡駅観光案内所<絵はがき1枚進呈>、民芸和紙 中島屋<民芸品(富山の風船)進呈>、四十物昆布<5%割引>、小境荘<食前酒に「どぶろく」または「ソフトドリンク」1本進呈>など15カ所で特典が受けられる。
●台湾で昇龍道プロモーション
昇龍道プロジェクト推進協議会では、台湾からの観光旅行やインセンティブツアーなどの誘致促進を図るため、平成25年5月13日(月)~15日(水)に昇龍道ミッション派遣(参加者 総勢84名)を実施。台湾政府観光局、台湾観光協会などへの表敬訪問、台湾観光協会との観光交流協力覚書の締結、現地旅行会社・メディアなどを対象とした観光セミナー・商談会の開催など、昇龍道プロモーションを展開した。また、5月17日(金)~19日(日)に台北市・台北駅で開催される「日本の観光・物産博2013」に24ブースを出展し、昇龍道パビリオンを展開。台北駅に隣接するショッピングモールでは、昇龍道地域の物産を販売する「昇龍道物産即売会」も開設する。
中部広域観光推進協議会(昇龍道プロジェクト推進協議会事務局)では、「台湾からの観光客誘致促進を目指し、台湾観光協会と観光交流協力覚書を締結。観光・物産博への出展によって、自然や温泉、美食といった日本の魅力が凝縮されている昇龍道地域の観光・物産をPRしたい」と話している。
- 問い合わせ
- ●中部広域観光推進協議会(昇龍道プロジェクト推進協議会事務局)
TEL.052-602-6651
FAX.052-541-1251
http://go-centraljapan.jp