- HOME : Toyama Just Now
- トピックス
- No.560-1:鉄道・電車ファン必見!ディープな富山情報誌『ロカルちゃ!富山』――駅・鉄道編リターンズ
2012年 6月 13日 [ トピックス ]
No.560-1:鉄道・電車ファン必見!ディープな富山情報誌『ロカルちゃ!富山』――駅・鉄道編リターンズ
富山をマニアックに遊ぶためのディープな魅力を伝える情報誌『ロカルちゃ!富山』。創刊号である『駅・鉄道編』(昨年7月発行)が大変好評だったため、改訂版がリターンズとして発行された。“鉄道・電車王国”富山を前号以上に徹底解剖し、新たな情報も盛り込んで誌面もよりパワーアップ! 編集者の熱い思いが伝わる一冊となっている。乗りつぶしマップも付いているので、『ロカルちゃ!富山』片手に全路線制覇の旅はいかが?
●“鉄道・電車王国”富山の魅力を凝縮
富山をマニアックに遊ぶためのディープな魅力を伝える情報誌『ロカルちゃ!富山』。創刊号である『駅・鉄道編』(昨年7月発行)が大変好評だったため、改訂版がリターンズとして発行された。「TOYAMAのSTAR☆TRAIN大解剖」と銘打ち、“鉄道・電車王国”富山を前号以上に徹底解剖し、新たな情報も盛り込んで誌面もよりパワーアップ! 富山と鉄道・電車をこよなく愛する編集者の熱い思いが伝わる一冊となっている。
表紙を飾るのは、富山地方鉄道のアルプスエキスプレス。県内オールロケの映画「RAILWAYS(レイルウェイズ) 愛を伝えられない大人たちへ」を契機として、昨年12月から運行されている観光車両は、“レッドアロー号”を元にした、メカニカルなデザインが美しい。このほか、ポートラム(富山ライトレール)、アイトラム(万葉線)、今春登場した京阪特急カラーの10030系(富山地方鉄道)、今年9月に開通100周年を迎えるJR氷見線のハットリくん列車(JR)、オレンジの車体が鮮やかなトロッコ電車(黒部峡谷鉄道)も紹介されており、鉄道・電車の旅へ思わず誘われる。
冒頭では、富山鉄道界の“ファッションリーダー”として、ポートラム、セントラム、サントラム(富山地方鉄道)をクローズアップ。サントラムは県内初の3車体連結型LRT(Light Rail Transit、次世代型路面電車)。“サントラムの真ん中の車両には車輪がない”、“3両編成だが、2両編成のセントラムよりも全長が2.2mも短い”など、トリビア的なネタが紹介されている。今年3月に76年ぶりに架け替えられた富山大橋の話題も取り上げられており、複線化やサントラムの渡り初めのニュースが印象的だ。
富山地方鉄道のページでは、アルプスエキスプレスの内部を大公開。車両デザインは、九州新幹線などの内装を手掛けた工業デザイナーの水戸岡鋭治さん。無垢の木材を使った床や窓枠、カウンターが温もりのある空間と高級感を演出。外向きテーブル付シートや4人掛けテーブル付コンパートメントシートなど多彩なシートアレンジで、ゆっくりと景観を眺めながら電車の旅が楽しめそう。ひと目で乗ってみたくなる。
●話題のアルプスエキスプレスの編成図を掲載
新コーナーの「富山県内各所 鉄道スポット」では、鉄道に関する穴場スポットを紹介。セントラムと富山城を一緒に眺めることができる“富山国際会議場”、電車の車内を模した店内を模型列車が走る“珈琲駅ブルートレイン”、ミニの蒸気機関車が走る“クロスランドおやべ”など、大人から子どもまで楽しめる場所がずらり。家族や友人を誘って、ぜひ訪れてみたい。
「富山避暑地案内」では、黒部峡谷鉄道と立山黒部アルペンルートの旅を提案。黒部峡谷鉄道では、県出身の女優・室井滋さんによる車内アナウンスがトロッコ観光を盛り上げてくれる。立山黒部アルペンルートでは、今シーズンから立山ロープウェイに新型客車が登場。この他、立山連峰で発見された氷河の話題や、立山弥陀ヶ原・大日平のラムサール条約湿地登録候補に選ばれたニュースなども紹介されている。
「Oh!みやげ」のコーナーでは、今年4月に開業10周年を迎えた万葉線の「記念写真集」や、富山地方鉄道のレッドアロー号をモチーフにした靴下、愛らしいキューピーがトロッコ電車の運転士姿になったキーホルダー、モダンなデザインの車体に餡がたっぷりと詰まった最中、セントラム型のパッケージの羊羹などユニークな土産をピックアップ。鉄道・電車好きにはたまらない一品だ。
巻末の「富山の鉄道 乗りつぶしMAP」の下には、アルプスエキスプレスの1号車、2号車、3号車の編成図(富山地方鉄道提供)が掲載されている。車両サイズ、カウンター・テーブル・ソファーなどの位置もわかる詳細な図で、鉄道ファンならずとも見入ってしまう。
『ロカルちゃ!富山』はA4判、オールカラー、12ページ。東京、大阪、名古屋の富山県事務所、東京・有楽町の「いきいき富山館」、中京・北信越の一部の大学、鉄道博物館、県内ではいきいきKAN(富山駅前CiCビル5階)、道の駅、サービスエリア、観光協会などで配布中。とやま観光ナビでは、ウェブ版も配信。ホームページからPDFデータをダウンロードして、スマートフォン、タブレットでも楽しめる。
富山県観光・地域振興局観光課では、「県内の鉄道、電車を徹底調査。第2弾「リターンズ」としてお届けします。『ロカルちゃ!富山』片手に全路線制覇の旅はいかがでしょうか。次回のテーマは“建造物”。富山城や合掌造り、富山県庁などを取り上げる予定ですのでご期待ください」と話している。
問い合わせ
●富山県観光・地域振興局観光課
TEL.076-444-3517
FAX.076-444-4404
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1401/
http://www.info-toyama.com/