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2009年 8月 12日 [ トピックス ]

No.416-2:氷見・稲積梅で夏バテ解消!―3名様に「梅みそ」をプレゼント!―


 氷見市稲積の中山間地で特産の稲積梅を栽培する「特産氷見稲積梅生産組合」は、完熟した青梅を使ったドリンク「氷見乙女」(180ml)をこのほど商品開発した。青梅の酸味とてん菜糖の甘味がほどよく調和し、口の中に青梅の滋味が広がる。

●稲積梅を使ったドリンク「氷見乙女」商品化

 氷見市稲積の中山間地で特産の稲積梅を栽培する「特産氷見稲積梅生産組合」は、完熟した青梅を使ったドリンク「氷見乙女」をこのほど商品開発した。
 
 直径2.5cmほどの中玉で種が小さく、果肉が厚い稲積梅。枝が丈夫で、寒さに強く、自分で受粉する自然結実率が高いことも特徴だ。氷見乙女は、6月20日~7月5日に収穫した青梅を冷凍し発酵させた後、梅汁を抽出し、さとう大根からとれるてん菜糖と水を加えて瓶詰めにした清涼飲料水。飲むと、青梅の酸味とてん菜糖の甘味がほどよく調和し、口の中に青梅の滋味が広がる。後味もすっきりしており、喉の乾きを癒してくれる。梅のクエン酸には疲労回復効果などがあるとされる。体調を崩しがちな夏のこの時期、「氷見乙女」で元気回復といきたい。
 
 今年度はトナミ醤油(砺波市)に製造を委託し、5,000本を製造・販売する。1本180mlで198円。氷見市農協のJAグリーンひみ、氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館、立山あるぺん村などで販売中。

 同生産組合は平成13年に農家7名で発足。1.9haの栽培面積でスタートし、現在、6.4haまで拡大。組合員18名で24tの稲積梅を収穫している。全組合員がエコファーマーで、たい肥などを活用した土づくりと、化学肥料・農薬の低減を行う、環境に優しい農業に取り組んでいるのも大きな特徴。今後もブランド化に向けて、他の梅産地との差別化を図り、安心・安全な商品を市場に供給していく考えだ。

●さっぱりとした旨味、無添加の梅干し

 氷見乙女のほか、同生産組合では、梅干しや梅ドレッシング、梅みそなど、稲積梅を使った商品をこれまでに開発してきた。梅といえば、梅干し。一般的に市場に出回っている梅干しは、ほとんどが「名称:調味梅干し」で、カビ抑制などを目的に、約24~25%の塩分で漬けたあと、塩抜きし、そのあとで調味液に漬けてつくるため、塩抜きの工程で梅のうまみ成分やミネラルが抜けてしまう。一方、同生産組合の梅干しは塩抜きしない製法で、「名称:梅干し」。手間のかかる二度干し、土用七日干しを行うため、カビが抑えられる。塩抜きしないため、梅干しの命ともいえるクエン酸をたっぷりと含んでいる。梅、シソ、塩以外は何も加えられていない無添加。酸っぱさの中にさっぱりとした旨味があり、自然の美味しさが感じられる。
 
 梅ドレッシングは、梅肉、梅酢を使用し、化学調味料を使わない、ノンオイルドレッシング。夏のこの時期、冷やっこや豚肉の冷しゃぶ、野菜サラダなどにかけると、食欲もアップするだろう。梅ジュース「稲積小町」は梅干しからのエキスで作られた濃縮ジュース。夏は冷たくひやし、希釈して楽しむ。冷やっこや焼き魚、酢の物にかけるのもいい。梅みそは、梅肉と梅酢、県産みそを合わせた懐かしい味。キュウリなどに付けていただくのも美味だ。

 特産氷見稲積梅生産組合では、「稲積梅にはまろやかな酸っぱさがある。クエン酸は糖分や脂肪の代謝を助け、疲労回復や整腸作用も期待できるので、夏バテに稲積梅の梅干しや氷見乙女はいかがだろう」と話している。

 なお、特産氷見稲積梅生産組合から梅みそを抽選で3名様にプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容「梅みそ」・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号・記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。<8月16日(日)締切り。発表は発送をもって代えさせていただきます。>



問い合わせ
●特産氷見稲積梅生産組合
TEL.0766-72-2338
FAX.0766-72-2262

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