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2009年 6月 17日 [ トピックス ]

No.408-1:“なんとに来られパス”で観光施設めぐり


 南砺市内の観光施設を割安で利用できる「なんとに来られパス」が南砺市観光連盟から発売された話題や、「第35回高瀬遺跡菖蒲まつり」、「第54回福光ねつおくり七夕祭り」など6~7月に南砺市で開催される祭り・イベントをピックアップ!

●抽選で特産品のプレゼントも

 東海北陸自動車道の全線開通や高速道路割引などの効果から県外からの観光客が増えている南砺市。さらなる誘客につなげようと、市内の観光施設(美術館・博物館・民俗館など)を割安で利用できる「なんとに来られパス」(900円)が南砺市観光連盟から発売された。入場券が4枚つづりとなっており、五箇山和紙の里・たいら郷土館や相倉民俗館、福光美術館、井波彫刻総合会館など対象となる13施設の中から4施設を利用することができる。利用期間は11月30日(月)まで。各施設の料金は200円~600円で、上手に組み合わせれば1施設あたり、割安に入館することができる。

 じょうはな織館(機織り体験:通常1,000円を800円に)、ささら屋福光本店(かきもち手焼き体験:通常200円を150円に)、利賀そばの郷うまいもん館(そば打ち体験:1卓3,150円を3,000円に)など、パスを提示すれば、体験の割引が受けられる施設もあり、南砺エリアの楽しみ方がぐっと広がる。

 使用済みのパスを各施設(4回目に使用した施設)に提出すると、抽選で南砺市の特産品を詰め合わせたBOX(5名)、世界遺産の五箇山合掌造り集落で栽培された世界遺産米(3名)、各施設からのプレゼントが当たる企画も設けられている。

 南砺市観光連盟では、「パスは市内5カ所の道の駅や観光協会・観光連盟窓口、日帰り温泉施設、体験施設、なんとに来られパス対象施設で販売中。南砺の魅力にぜひ触れてみてください」と話している。

●稲の病害虫を払う伝統行事「福光ねつおくり」

 南砺市内で開催される直近の祭り・イベントも紹介。「なんとに来られパス」を使った観光施設めぐりとともに各地を訪ねてみよう。6月20日(土)~21日(日)、井波歴史民俗資料館特設会場で開催される「第35回高瀬遺跡菖蒲まつり」では、80品種4万株のハナショウブが観賞できる。高瀬遺跡は平安時代の荘園跡で国指定史跡。まつりでは、いにしえの趣を感じさせる曲水(遺跡内)に映る色鮮やかなハナショウブが見もの。菖蒲切花や地酒、屋台コーナーなども設けられるほか、勇壮な福光もちつき太鼓・八乙女風神太鼓の披露、子供あんどんコンクール、民踊の夕べ、菖蒲の育て方講習会なども企画されている。

 南砺市福光では、7月21日(火)に稲の病害虫を払う伝統行事「福光ねつおくり」が行われる。五穀豊穣を願い、子どもたちが「熱送るバイ、熱送るバイ」と太鼓の音に合わせて唄い囃しながら、五色の短冊で飾った笹竹で稲田を払う伝統行事だ。これに合わせて23日(木)~26日(日)には「第54回福光ねつおくり七夕祭り」が開催される。民謡街流し、なんとめでた花火大会、ネツオクリYOSAKOI、巨大紙風船、七夕飾りなどが予定されている。

 7月24日(金)~26日(日)、南砺市井波では「いなみ太子伝観光祭」が開催される。21日(火)~29日(水)に瑞泉寺で行われる伝統行事「太子伝会」(8つの掛け軸に描かれた絵をもとに、聖徳太子の一生を9日間かけて語る絵解き、太子二歳像のご開帳など)に合わせた観光祭だ。江戸時代、瑞泉寺の山門再建のときに大木を運んだという故事にちなんだ「木遣りレース」、日本一の木彫りの里・井波らしく、ノミを使って仕上げる「氷の彫刻」のフェスティバル、太子伝芸能ステージなど、ユニークなイベントが楽しみだ。



▲福光ねつおくり七夕祭り


問い合わせ
「なんとに来られパス」について
●南砺市観光連盟
TEL.0763-62-1201
FAX.0763-62-1202
http://710kanko.nanto-e.com/

「第35回高瀬遺跡菖蒲まつり」について
●井波歴史民俗資料館
TEL&FAX.0763-82-5050

「第54回福光ねつおくり七夕祭り」について
●福光ねつおくり七夕祭り実行委員会(南砺市商工会福光事務所)
TEL.0763-52-2038
FAX.0763-52-6425

「いなみ太子伝観光祭」について
●いなみ太子伝観光祭実行委員会(南砺市商工会井波事務所)
TEL.0763-82-0184
FAX.0763-82-0189

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