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2009年 2月 18日 [ トピックス ]

No.391-2:きっときと富山応援隊、ショッピングサイト開設


 富山市中心部の商店主らでつくる「きっときと富山応援隊」は、富山県産コシヒカリや南砺産の干柿など各店で取扱っている富山の特産品や名物を紹介するショッピングサイト「富山県名産品市場 きっときと富山応援隊」を開設した。

●富山の特産品や名物をピックアップ

 富山市中心部の商店主らでつくる「きっときと富山応援隊」は、富山県産コシヒカリや南砺産の干柿など各店で取扱っている富山の特産品や名物を紹介するショッピングサイト「富山県名産品市場 きっときと富山応援隊」を開設した。

 富山市中心部・堤町通りで寝具製造・販売を手掛ける「平野綿行」の平野安治社長が、「景気の悪化で消費が落ち込む時こそ楽しく商売を」と中心部の果物店、和菓子店、焼き鳥店などの経営者に呼びかけて応援隊を結成。平野隊長のほか、隊員として現在10社ほどが参加し、インターネットで富山の名産品の魅力を発信する。
 
 200余年の歴史を誇る平野綿行、100余年の米穀店・矢郷米など、伝統の暖簾を守ってきた老舗が安心・安全な自慢の商品のみをセレクトして掲載している。名称の“きっときと”は、新鮮さをあらわす富山弁“キトキト”に由来。いきいきとした旬の情報を届けたいという思いが込められている。

 おすすめカテゴリーとして、現在、富山の米、果物、銘菓を掲載している。富山の米では、隊員(NO.1)の矢郷米・矢郷大志さんが県内農家のコシヒカリを推薦。たとえば、黒部市の“柳田さんのコシヒカリ”は活性炭を混ぜ、マイナスイオン水を散布したミネラルたっぷりの土壌で丹精込めて育てられると紹介。除草剤を1回しか使用しない減農薬にも取り組んでいる。富山市の“関野さんのコシヒカリ”は、海沿いの町・岩瀬で米糠・魚粉など有機質をふんだんに取り入れた土壌で栽培されているという。

●県産果実や和菓子の魅力を伝える

 富山の果物では、隊員(NO.2)のフルーツよしおか・吉岡さん夫妻が、南砺産の干柿や魚津産のりんご、夏の味覚・入善ジャンボ西瓜、呉羽梨(幸水)をピックアップ。それぞれの特徴や取扱い時期、価格などを紹介している。また、富山の銘菓では、富山不破福寿堂の「鹿の子餅」が登場。富山県産新大正餅米と北海道産金時豆、新鮮な卵白を合わせたふんわりと柔らかい餅菓子の魅力を伝えている。

 このほか、リンク集では、きっときと富山応援隊隊員各店のサイトや県内の美術館・博物館、神社・仏閣、ラーメンナビサイトなどを紹介している。
 
 今後、県内の蔵元が愛情込めて仕込んだ地酒や、観光客に向けたおいしい店、おすすめ観光スポットの情報、応援隊メンバーのブログなども掲載予定。サイトの内容を充実させていきたいとしている。

 なお、同サイトは、海・野・山の多彩な食材に恵まれ、豊かな食文化が息づく富山の食情報を県内外へ発信する富山県のホームページ「越中とやま食の王国」のネットショッピングのコーナーでも紹介されており、相互にリンクが張られているのでクリックしてみよう。

 きっときと富山応援隊の平野安治隊長は「清らかな水、深い緑と自然に恵まれた富山で生まれた特産品の魅力を全国へ届けたい。また、消費が落ち込み、地方にとっては厳しい時代だが、富山市中心部で頑張っている店があることをサイトで知ってほしい。ぜひアクセスを」と話している。



問い合わせ
●きっときと富山応援隊事務局(平野綿行)
TEL.076-421-3862
FAX.076-421-3978
http://kittokito.com/

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