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2009年 1月 21日 [ トピックス ]
No.387-1:北陸自動車道の旅に、旅の見知食探(みちくさ)「薬膳輪っぱ」を
北陸、中部、東海地区の高速道路にあるサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)を管理・運営する中日本エクシス(株)主催の「第1回メニューコンテスト」で、北陸自動車道・有磯海SA(下り線・新潟方面:魚津市)のレストランメニュー・旅の見知食探(みちくさ)「薬膳輪っぱ」が最優秀賞を受賞した。「薬膳仕立て輪っぱ」とブリ、シロエビなど富山の素材を使った料理をセットにした美味なメニューだ。
●SA・PAのメニューコンテストで最優秀賞受賞
北陸、中部、東海地区の高速道路にあるサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)を管理・運営する中日本エクシス(株)主催の「第1回メニューコンテスト」で、北陸自動車道・有磯海SA(下り線・新潟方面:魚津市)のレストランメニュー・旅の見知食探(みちくさ)「薬膳輪っぱ」が最優秀賞を受賞した。有磯海SA(下り線)は、高岡市のホテルニューオータニ高岡がテナントとしてレストランや売店などを運営しており、ホテルで培われたおもてなしの心、富山ならでの食材を使った料理が高く評価された形だ。
メニューコンテストに向けて、管内6ブロックのレストラン45店舗が昨秋、地域の特性、食材を生かした「ご当地メニュー」をテーマに新メニューを考案し、販売。予選会として、11月の1カ月間、店舗の全売上の中で新メニューが占める割合を競った結果、旅の見知食探「薬膳輪っぱ」が金沢ブロックのトップになり、本選出場を果たした。
12月19日、東京・代々木にある服部栄養専門学校を会場に行われた本選には、8つのSAレストランから趣向を凝らしたメニューが登場した。食の専門家として著名な服部幸應氏ら5名で構成された審査委員会によって試食、審査が行われ、最優秀賞(1点)、審査員特別賞(3点)が決定。佐藤行夫料理長が考案した
旅の見知食探「薬膳輪っぱ」が見事栄冠を手にした。審査委員会からは、「一品一品、厳選された素材でしっかりと味付けしてある」、「彩りがあり、見た目がよい。器も吟味されており、盛り付けにも品がある」などと好評だった。
●“体にやさしい和の薬膳”で癒しのひととき
旅の見知食探「薬膳輪っぱ」は、“薬の富山”、“売薬さん”をイメージした“体にやさしい和の薬膳”がコンセプト。メインの「薬膳仕立て輪っぱ」をはじめ、ブリやシロエビなど富山の素材をふんだんに使った料理をセット(7品)にして1,100円で販売されている。
「薬膳仕立て輪っぱ」は、砺波平野産の古代米・香紫米や松の実、クコの実などを香り豊かに蒸した輪っぱ飯。香紫米は血液浄化、松の実は滋養強壮、クコの実は肝機能アップなどの効能があることから食材に採用したという。香紫米の紫色とクコの実の赤色が食欲を刺激し、いただくと、香紫米のもちっとした食感と松の実、クコの実の風味が新鮮だ。
付出しの「白木耳(しろきくらげ)甘酢漬け」は、白木耳のコリコリとした歯ごたえが印象的。白木耳には滋養強壮、血液浄化作用などがあり、カルシウムが豊富な点も魅力。小茶碗の「とろ湯葉銀餡掛け」はとろっとした湯葉と甘いタレが美味。湯葉には血流の促進などが期待できるという。造りには、サスの昆布〆にブリ、甘エビと、富山ならではの刺し身が並ぶ。煮物は富山の冬の郷土料理を代表する「鰤大根」(※3月からは別メニュー)。大根にブリの風味が染み込んでおり、深い味わいが楽しめる。このほか、生姜風味のシロエビのから揚げを浮かべた吸物や、真っ白い新川大根を使った香の物などが付いている。
有磯海SA(下り線)・レストランの店内には、樹齢数百年の巨大な杉・洞杉や雨乞いの儀式に使われる蛇石など、魚津ならではの風景を撮らえた写真が展示してある。薬膳輪っぱに舌鼓を打ちながら、富山を見て、知って、食べて、その魅力を探す“みちくさ”のひとときを楽しんでみたい。
有磯海SA(下り線)・レストランの石川信廣支配人は、「海、山、野の食材が豊富な富山ならではの薬膳に仕上がり、最優秀賞をいただくことができた。売店・スナックコーナーでは、ホテルニューオータニ高岡特製のますの寿し、魚津産の加積リンゴを使ったコロッケなども人気。富山の美味しい味覚をぜひお土産に」と話している。
問い合わせ
●北陸自動車道・有磯海SA(下り線)レストラン<ホテルニューオータニ高岡>
TEL.0765-22-3356
FAX.0765-22-4734
http://www.c-exis.co.jp/sapa/detail_4/062420624.html
http://www.newotani-takaoka.co.jp/