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2000年 5月 19日 [ トピックス ]
No.065-1: 海越しに望む立山の雄大な景色と、きときとの魚。「道の駅氷見」がオープン!!
■海越しに望む立山の雄大な景色と、きときとの魚。「道の駅氷見」がオープン!!
県の北西部、能登半島の根元に位置する氷見市。海岸線には能登半島国定公園に指定された美しい景観がひろがり、沖合いは豊かな漁場を成して「氷見ブリ」に代表される美味しい魚が揚がることで知られている。“自然と魚”を求めて市外から多くの人が訪れるこのまちに4月21日、「道の駅氷見」がオープン。この氷見漁港内に設けられた道の駅は、氷見にさらに多くの人を集めるものと期待されている。
「道の駅」とは、休憩のためのパーキングとしての役割と、地域の文化や歴史、名所や特産品などを紹介する役割をもった施設。「道の駅氷見」には、大型バス10台、乗用車170台が収容できる駐車場と「氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館」がある。
海の幸に恵まれた富山湾では、春のカレイ、夏のマグロ、秋のフクラギ、冬のブリなど四季を通して300種類以上の魚が獲れる。海鮮館内には、海鮮レストランや氷見手延うどん、浜焼きコーナーなどの飲食コーナーが充実し、漁港のなかという地の利を活かし、とれたての新鮮さをそのままいただく贅沢が味わえる。また、水産加工品店、魚そうざい店では加工したほたるいか、いわしなどの干物も豊富に揃い、お土産にも喜ばれそうなものが数多く並ぶ。
■「魅」どころいっぱい海ドリームの街、氷見
加えて、同じく4月21日に、氷見漁港緑地公園から氷見市間島の 2.2キロの臨海道路を結ぶ「比美乃江大橋(ひみのえおおはし)」も開通。比美乃江大橋は橋長112m、幅21mで、高さ51mの主塔は夜間ライトアップされ、春と秋は白色、夏は薄青色、冬は黄色とロマンティックな空間を創りあげる。比美乃江大橋は新たなドライブスポットとして若者に人気を集めそうだ。
近年、氷見では、人とまち、海と港のふれあいを深めようとマリノべーション総合計画事業がすすめられ、海周辺に湊川リバーウォーク、氷見市海浜植物園など、水と緑に親しみ憩いと安らぎを得られるスポットが数多くできてきた。「フィッシャーマンズワーフが、氷見の観光スポットをつなぐ情報発信基地となって、これからより多くの人が足を運び、氷見のよさを知ってもらえるよう頑張っていきたい」と関係者の言葉からも地元の熱意と期待の大きさが窺える。
きらきらと水面が輝く富山湾の向うに立山の雄大な景色を望む——海の風を体いっぱいに感じながら、ちょっと休憩。そんな素敵な時間のすごし方がここでは出来そうだ。
問い合わせ
●氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館
〒935-0011 富山市氷見市中央町7-1
TEL 0766-74-7100
FAX 0766-74-7101