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2000年 4月 12日 [ トピックス ]

No.063-1:迫力の雪壁を体験、立山・雪の大谷


■立山黒部アルペンルート全線開通
 富山市から長野県大町市までの全長約100kmをケーブルカーや高原バスなどを乗り継いで横断する立山黒部アルペンルート。「雪の大谷」は、室堂ターミナル(標高2,450m)の手前にあり、豪雪地帯の立山一帯のなかでもとくに積雪が多く、例年15メートルを超える雪の壁ができる。冬の間は雪のため閉ざされているアルペンルートも4月20日には全線開通し、それにあわせて「雪の大谷ウォーク」が行われる。

■高さ15mを超える雪壁を体験
「雪の大谷ウォーク」は、高原バス一台がやっと通れるぐらいに除雪された区間を散策するもの。道路の両脇には迫力ある雪壁が続き、独特の景観を楽しめるとあって、毎年大勢の観光客で賑わう。期間中は観光ボランティアなどのガイドが案内をしてくれる。「あまりの迫力にびっくりした」「想像以上に高く、足がすくんだ」。15〜18mの雪壁は5階建てビルの高さに匹敵し、訪れた人たち誰もが圧倒される世界だ。実際に手で雪壁に触れたり、見上げると広がる空と雪のパノラマを楽しんだりして、大自然の神秘と厳しさを体感してみませんか。

【雪の大谷ウォーク】
・期  間 4月20日(木)〜30日(日)
・散策時間 10:00〜14:00(4月20日は11:30〜)
   所要時間は往復で約20〜30分

■今年から5月以降も雪壁を楽しめる
今年からは、「雪の大谷」区間の除雪幅を倍に広げ、歩道スペースを確保。そのため、これまで「雪の大谷ウォーク」のイベント期間中しか散策できなかったが、5月以降も迫力ある雪壁を楽しめるようになった。雪壁は例年5月いっぱいまで残っているとのこと。また、この時期は、雷鳥が産卵のために縄張りをつくるため室堂付近に現れる機会も多くなるので、運が良ければ雷鳥と出会えるかも。

問い合わせ
●雪の大谷散策実行委員会事務局(立山黒部営業本部)
TEL 076-431-3331

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