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2008年 5月 7日 [ トピックス ]

No.351-1:富山県西部エリアの産業観光をPR


 高岡銅器や井波彫刻、庄川挽物木地など、古くからものづくりの心と技が息づく富山県西部エリア。県西部の6市や高岡・氷見・射水・砺波の各商工会議所、商工会などで組織する富山県西部産業開発協議会は、県西部の産業観光を紹介する多言語音声ガイド付きの「観光ものづくり体験MAP」とポケットサイズの「富山県西部産業観光ガイドマップ・ものづくり紀行」を作成した。


●多言語音声ガイド付きの「観光ものづくり体験MAP」を作製

 高岡銅器や井波彫刻、庄川挽物木地など、古くからものづくりの心と技が息づく富山県西部エリア。県西部の6市や高岡・氷見・射水・砺波の各商工会議所、商工会などで組織する富山県西部産業開発協議会は、県西部の産業観光を紹介する多言語音声ガイド付きの「観光ものづくり体験MAP」とポケットサイズの「富山県西部産業観光ガイドマップ・ものづくり紀行」を作成した。

 「観光ものづくり体験MAP」は、6市(高岡市、氷見市、小矢部市、射水市、砺波市、南砺市)のエリアにある、ものづくり体験ができる企業・施設や観光名所などを紹介するA2サイズの多言語音声ガイド付き掲出用マップ(ボイスペーパー)。ユニークな多言語音声ガイド機能は、ICチップを組み込んだ専用ペンでMAPに印刷されたマークをタッチすると、6つのエリアと48ポイントを解説した音声がそれぞれ20~30秒ずつ流れるというもの。音声は日本語、英語、中国語、韓国語の4つの言語に切り替えが可能になっている。

 同協議会では「観光ものづくり体験MAP」を100枚作成し、専用ペンとともに東海北陸自動車道のサービスエリア、県西部地域のJR各駅観光案内所、道の駅、ホテル、富山空港などに配布。県内外の観光客が利用することで交流人口の拡大を促し、地域・企業の活性化を図っていく考えだ。

●スタンプラリーも実施中

 車のドアポケットに収まるコンパクトサイズ(A5変形)の「富山県西部産業観光ガイドマップ・ものづくり紀行」は、見学やものづくり体験ができる産業観光施設・企業73カ所を解説文(概要や受け入れ可能時間、休館日・定休日、料金、HPアドレスなどのデータ)と写真で紹介。また、動画QRコードが記載されているポイントもあり、携帯電話で読み取ると、体験の様子を紹介した臨場感のある映像を楽しむこともできる。伏木曳山祭「けんか山」(毎年5月15日)や五箇山和紙、高岡大仏など、各地の祭り、特産品、土産品、観光名所も掲載されており、県西部を観光する際の参考にもなるだろう。

 また、県西部の道の駅で2,000円以上の買い物をして、このガイドマップを提示すると地域にちなんだ品物がプレゼントされる特典が付いているほか、ガイドマップ中の企業・施設50カ所に設置されているスタンプを5カ所分集め、応募すると抽選で県西部の特産品がプレゼントされるスタンプラリーも企画されている。

 ガイドマップは、東海北陸自動車道のサービスエリア、県西部地域のJR各駅観光案内所、道の駅、ホテル、富山空港などで手に入れることができる。なお、秋の行楽シーズンに合わせ、県西部と能登エリアの産業観光施設を紹介したパンフレットも今後、作成予定だ。

 富山県西部産業開発協議会では、「7月5日の東海北陸自動車道全線開通に向けて、県西部エリアの産業観光をPRしていきたい。観光ガイドマップ・ものづくり紀行には、回遊性を高めるためにスタンプラリーの企画も盛り込んであるので、ぜひ応募してほしい。また、ガイドマップと同時に県西部の小学生向けに“ものづくりガイド”も作製した。ものづくりを体験して県西部の歴史や産業を感じてみては」と話している。




問い合わせ
●富山県西部産業開発協議会(事務局:高岡商工会議所)
TEL.0766-23-5000
FAX.0766-22-6792
http://www.toyama-west.jp/

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