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2008年 1月 23日 [ 特産品 ]
No.336-1:いきいき富山館に富山の地酒・新酒が続々入荷!
寒さ厳しい季節。県内の酒蔵では新酒の仕込みの最盛期を迎えている。東京・有楽町にある富山県のアンテナショップ「いきいき富山館」(東京交通会館B1F)には、「満寿泉」、「若鶴」、「富美菊」、「藤波」など、富山の酒蔵から届いたばかりの“新酒しぼりたて”がお目見え。2月中旬までに約15銘柄の新酒が順次入荷する。
●試飲販売会で好みの酒を
寒さ厳しい季節。造り酒屋の証しである軒の杉玉が新しいものに替わり、県内の酒蔵では新酒の仕込みの最盛期を迎えている。東京・有楽町にある富山県のアンテナショップ「いきいき富山館」(東京交通会館B1F)には、「満寿泉」、「若鶴」、「富美菊」、「藤波」など、富山の酒蔵から届いたばかりの“新酒しぼりたて”がお目見え。2月中旬までに約15銘柄の新酒が順次入荷する。新酒ならではの香りのよさ、味わいを堪能してみたい。
物産館・催事コーナーでは、2月1日(金)〜3日(日)に「銀盤」、8日(金)〜10日(日)に「成政」、15日(金)〜17日(日)に「若鶴」の試飲販売会が行われる。その他の酒蔵についても順次実施される予定だ。各酒蔵の担当者から今年の酒のできばえや、こだわりなどについて直接聞いて、好みの酒を選んでみるのもいいだろう。
富山の酒の味わいは、香り高いタイプ、軽快でなめらかなタイプ、熟成タイプ、コクのあるタイプに大別でき、甘辛度はやや辛い部類に、濃淡度は淡から濃の中間くらいの部類に入るものが多い(富山県酒造協同組合調べ)。味わうと、すっきりとした中にまろやかさがあり、飲み飽きせず、どの肴にもよく合うのが特徴だ。
品質の高さは、立山連峰などからの清らかで良質な伏流水や、米、雪国の気候が関係している。たとえば、富山の酒は酒造りに適した米(酒造好適米)の使用割合と精米歩合が全国一を誇る。酒造好適米は米粒の中心部にある「心白」が大きく、酒の元となるでんぷん質を多く含んだ品種で、「山田錦」や「五百万石」などがその代表として挙げられる。酒造好適米の使用割合の全国平均は20%強だが、富山の酒蔵では80%を超える。精米歩合については、全国平均が60%以上だが、富山の平均は60%を切る。米を磨きに磨くことで、雑味のない、透明感のある美味な酒に仕上がるという。
●酒の肴も充実! 富山湾の珍味に舌鼓
いきいき富山館には、昆布巻き蒲鉾、昆布〆、珍味のホタルイカ・シロエビなど酒の肴にぴったりな富山の味覚がずらりと並ぶ。
2月1日(金)〜3日(日)11:00〜17:00には、1Fの特設会場&いきいき富山館・物産館(B1F)で、「黒部展」と題して、黒部市の観光や物産の魅力を発信するイベントが企画されているのも話題。鯛や松竹梅などをかたどった細工蒲鉾や黒部米、味噌、醤油、純米酒など、名水の里・黒部で育まれた逸品を集めた「黒部ブランド」の商品を一堂に集め、試食販売も行われる。目玉は、富山ならではの細工蒲鉾の実演販売<1日(金)・2日(土)13:00〜、15:00〜>。熟練した職人が”絞り出し”という技法でつくる芸術的な細工が、物産館で披露されるというから楽しみだ。
このほか、2月23日(土)〜26日(火)には、「冬の富山・里山味覚フェア」が開催される。肥沃な大地と清涼な水で育まれた大かぶ・赤かぶ漬け、甘酸っぱいみょうがの風味が冴えるみょうが寿しなど、富山の里山で地元のお母さんたちが愛情込めてつくった農産加工品が登場する。酒の肴としても、ぜひ味わってみたい。
いきいき富山館では、「富山の地酒は、飲みやすく、おいしいと大変評判が良いです。ただ、まだまだ知らない方が多く、来店されて酒蔵と銘柄の多さと品質の高さに驚かれます。新酒が入荷していますので、その魅力に触れてほしいですね。また、情報館では、2月の1カ月間、『秘境・黒部峡谷写真展』と題して、黒部市在住の写真家・志水哲也氏の写真を展示します。日本一の峡谷、黒部の姿をご覧ください」と話している。
問い合わせ
●いきいき富山館
TEL.03-3213-1244(物産館)
FAX.03-3287-1722
http://www.toyamakan.com/