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2013年 1月 30日 [ 特産品 ]
No.591-2:北陸の海の幸で“北陸AKB(アマエビ、カニ、ブリ)”
“北陸AKB”ってなに!? 北陸経済連合会は平成26年度末に迫った北陸新幹線の開業に向け、首都圏から北陸へ、食を中心とした観光客誘致を強化する。2月4日(月)に東京で開催する「北陸フォーラム2013」では、アマエビ(石川県)のA、カニ(福井県)のK、ブリ(富山県)のBと、各県を代表する海の幸の頭文字をとった“北陸AKB”を積極的にPRし、北陸三県の広域観光の推進を図る。観光事業者向けPRツール「北陸物語Vol.3」を刊行したほか、東京都内のホテルで、北陸の食材を使った特別ランチ「北陸づくし御膳 北陸物語」が2月限定で登場する話題も紹介。
●広域観光、さらに推進へ
“北陸AKB”ってなに!? 北陸経済連合会は平成26年度末に迫った北陸新幹線の開業に向け、首都圏から北陸へ、食を中心とした観光客誘致を強化する。2月4日(月)に東京で開催する「北陸フォーラム2013」では、アマエビ(石川県)のA、カニ(福井県)のK、ブリ(富山県)のBと、各県を代表する海の幸の頭文字をとった“北陸AKB”を積極的にPRし、北陸三県の広域観光の推進を図る。観光事業者向けPRツール「北陸物語Vol.3」を刊行したほか、ホテル グランパシフィック LE DAIBA(東京都港区台場)で、北陸の食材を使った特別ランチ「北陸づくし御膳 北陸物語」が2月限定で登場する話題も紹介する。
東京、名古屋、大阪から300km圏内に位置する北陸。北陸新幹線は経済効果が期待できる一方、人やモノが首都圏に吸い寄せられるストロー現象の懸念もある。北陸経済連合会は、首都圏から北陸への観光客の増加を目指し、北陸の認知度やイメージアップに向けた戦略的な情報発信、観光地の魅力アップ、観光客の満足度向上に取り組んでいる。
「北陸フォーラム2013」では、主に首都圏企業の経営者や観光事業者らを対象に、セミナー(16:00~17:20)と懇親会(17:50~19:30)を開く。北陸地域の観光や食の魅力、企業立地環境面での優位性をアピールし、さらなる北陸のプレゼンス向上と定着を図ることを目的にしている。会場では、北陸各県の観光や企業の立地環境をPRする展示コーナーを設置し、首都圏からの誘客、企業誘致の促進を図る。フォーラムは昨年に続き2回目。会場はホテル ニューオータニ(東京都千代田区紀尾井町)で、時間は15:00~19:30。幅広い業種から約1,500名が参加する予定で、波及効果への期待も高まっている(※参加受付終了)。
「北陸フォーラム2013」のセミナーでは、外交ジャーナリスト・作家・元NHKワシントン支局長の手嶋龍一氏を講師に迎え、「東アジアのなかのニッポン、そして北陸の近未来」をテーマに講演会を実施する。東アジアヘの日本海ゲートウェイとしての機能を備えている北陸の近未来が浮かび上がる。講演会に続き、北陸の企業立地環境をPRするビデオ放映もある。
懇親会では、伝統芸能披露として越中八尾おわら保存会による実演が組まれている。北陸3県の老舗コーナーや握り寿司屋台などを設置し、郷土料理や特産品、地酒を提供する。アマエビ(石川県)、カニ(福井県)、ブリ(富山県)と、日本海、富山湾の旬の幸がずらり。老舗が腕を奮う“極上の北陸”の美味しいメニューが登場する。ちなみにブリといえば、全国にその名を轟かせる氷見ブランド“ひみ寒ぶり”。今シーズンは豊漁が続いており、水揚げは10万本を超え、浜も活気づいている。定置網で獲れる寒ブリは荒波にもまれて身が引き締まり、最も脂がのった状態。富山湾の王者にふさわしい風格と美味しさだ。
●「北陸物語」を電子ブックで閲覧し、北陸へ
北陸経済連合会では、北陸の歴史や文化、自然、食などの情報を発信し、誘客につなげようと、観光事業者向けPRツール「北陸物語」の第3弾をこのほど刊行した。第1章「北陸の歴史―ニッポンを運んだ北前船」、第2章「北陸 春の花回廊―自然も人も最も輝く季節」、第3章「北陸の食―北陸の知られざる食を心ゆくまで味わいたい」、第4章「北陸の自然―ダイナミックでワイルドな北陸を体感できるジオツアー」、第5章「北陸の女子旅―女子だからこその楽しみを求めて」の組み立てになっており、富山県関連では、北前船ゆかりの岩瀬(富山市)・伏木(高岡市)をはじめ、チューリップと桜並木が見られる舟川べり(朝日町)、富山湾鮨、高岡昆布飯、黒部峡谷、富山ガラス工房、高志の国文学館などを紹介している。電子ブック版もあるので閲覧してほしい(http://monogatari.hokuriku-imageup.org/ebook/vol03/_SWF_Window.html)。このほか、Facebook「北陸物語」では、北陸各地域の旬の話題やトピックスをタイムリーに発信している(http://www.facebook.com/hokuriku.monogatari)。
北陸の食材をふんだんに使った特別ランチ「北陸づくし御膳 北陸物語」は、ホテル グランパシフィック LE DAIBAの協力で実現した。富山湾のブリ、能登牛、厚揚げなどの食材だけでなく、味噌や醤油まで北陸から直送するほど味にこだわった。北陸三県の海の幸、山の幸を鉄板焼で仕上げる料理を御膳スタイルで味わえる。鉄板焼レストラン「浜木綿」(30階)にて、2月1日(金)~28日(木)11:30~14:30の限定メニュー。値段は3,500円(税・サービス料込み)。ホテル最上階から東京湾を眺めながら至福の時間を――。
北陸経済連合会では、「北陸は“AKB(アマエビ、カニ、ブリ)”に代表されるように海の幸に恵まれています。立山黒部アルペンルート(富山県)、金沢、能登半島(石川県)、東尋坊(福井県)など魅力的な観光地も揃っています。広域観光で北陸を満喫しませんか。また、三大都市圏からのアクセスも良好で、東アジアにもつながっています。高度なものづくり産業が集積しており、企業立地環境も魅力的です」と話している。
問い合わせ
●北陸経済連合会
TEL.076-232-0472
FAX.076-262-8127
http://www.hokkeiren.gr.jp/