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2015年 6月 24日 [ 特産品 ]
No.712:ずら~り! ふるさと名物商品で富山を知ろう!! 新たな県アンテナショップのニュースもお届け
●特設通販サイト「とやまいきいきmarket」開設
「とやまいきいきmarket」は、富山県の“ふるさと名物商品”を原則3割引で販売する特設通販サイト。送料込という価格もうれしい。県が6月10日に開設し、販売を開始した。国の「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用した事業(ふるさと名物商品購入助成事業)で、消費者の購入意欲を喚起し、県産品の販売促進や知名度アップを図るのが目的だ。サイトは、富山県いきいき物産(株)が運営している。
商品は事前に県が一般募集し、“ふるさと名物商品”として選定。「県内で生産、または加工された商品であること」、「複数生産が可能であること(一点ものでないこと)」、「富山らしさを感じられる商品であること」、「運搬に耐えうるものであること」、「賞味期限:2週間以上」などの要件を満たしたものだから、県外の方もぜひ安心して購入してほしい。
サイトでは現在、公募商品142品と企画商品を取り扱っている。公募商品は、かまぼこ、ほたるいか沖漬、昆布締め、県産ソーセージ、焼豚などの食品76品と、高岡銅器、高岡漆器、庄川挽物、木製品など食品以外の66品。6月中にはさらに約70商品の取り扱いを開始する予定。公募商品は今年12月末まで募集しており、随時ラインナップに加わるので、サイトを見るのが楽しみだ。
また、企画商品は、富山湾で獲れた新鮮な魚介を詰合せにした「富山湾の恵み」や、1シーズンオーナーになった富山の田んぼや果樹園から収穫された作物が届く「オーナープロジェクト」、35年の実績のある地元タウン誌がセレクトした「地元タウン誌が太鼓判を押すローカルフード」、県が企画し、デザインなどを支援する「富山コンセプト商品」(越中富山 幸のこわけ、富のおもちかえり、べつばら富山等)など。商品や企画内容は随時更新されていく。
富山県商業まちづくり課では、「県内外の多くの方に購入いただくため、今月中に楽天市場への出店も予定しています。ぜひサイトをご覧ください。商品を通して富山の魅力を発信することで、県内への誘客、観光振興につなげたいですね」と話している。
●来春、新たな県アンテナショップ、日本橋に誕生
富山県の新たなアンテナショップが来春、東京・日本橋に開設される話題を紹介しよう。日本橋三越本店新館向かいの「日本橋大栄ビル」1階で、日本橋から銀座への目抜き通りである中央通りに面している。日本橋界隈で買い物を楽しむ人たちが気軽に立ち寄れる絶好の場所。また、地下鉄三越前駅にも直結しており、アクセスのよさも魅力だ。
新たなアンテナショップは大きなショーウインドがある路面店で、広さ約473㎡のワンフロア。東京・有楽町にある現アンテナショップ「いきいき富山館」の約3.5倍の広さとなる。特産品の販売をはじめ、県産食材を使った本格和食レストランなどを設け、富山の特産品や食の魅力、観光情報を首都圏に向けて発信する。
日本橋は近年、大手不動産業者などにより、「日本橋再生計画」が進められている。「コレド日本橋」、「コレド室町」などの高層複合ビルのオープンが相次ぐなど、若者からシニアまで幅広い年齢層が楽しめる街へと変貌してきている。また、近隣には、奈良県や新潟県、島根県、三重県など他県のアンテナショップが立地しており、アンテナショップめぐりを楽しむこともできる。
現アンテナショップ「いきいき富山館」については、物産館は存続させ、情報館は新たなアンテナショップに移転させる方向で検討が進んでいる。今後、両拠点の特色や役割分担について、協議していく予定だ。
富山県地方創生推進室地域振興課では、「新たなアンテナショップは単にモノを売るだけでなく、富山県の上質なライフスタイルを首都圏に発信する拠点としたい。富山の食文化やものづくり文化などを体感できる施設にしたいですね」と話している。
- 問合せ
- 「とやまいきいきmarket」について
●富山県商工労働部 商業まちづくり課
TEL.076-444-3253
FAX.076-444-4403
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1306/
とやまいきいきmarket http://www.ikiiki-market.jp/
「新たな県アンテナショップ」について
●富山県観光・地域振興局 地方創生推進室 地域振興課
TEL.076-444-3114
FAX.076-444-4561
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1400/