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2007年 11月 21日 [ トピックス ]
No.327-1:JR山手線で立山連峰や雨晴海岸、ぶりしゃぶが走る!?
今秋、新たな観光キャッチフレーズ・シンボルマークが決まり、新観光キャンペーンをスタートした富山県。このキャンペーンの一環として、11月25日(日)~12月22日(土)、東京・JR山手線に立山黒部アルペンルート・雪の大谷やぶりしゃぶなど富山県を代表する景観や味覚をデザインした車体広告が登場する。
●富山のパノラマとキトキトをPR
今秋、新たな観光キャッチフレーズ・シンボルマークが決まり、新観光キャンペーンをスタートした富山県。新観光キャンペーンの一環として、11月25日(日)~12月22日(土)、東京・JR山手線に立山黒部アルペンルート・雪の大谷やぶりしゃぶなど、富山県を代表する景観や味覚をデザインした車体広告が登場する。元気な富山県を首都圏で発信・PRすることで、富山の知名度アップと、能登半島地震や新潟県中越沖地震の影響などで観光客の入り込みが伸び悩む県内への誘客を図る。
富山の広告を掲げた電車は、山手線全52編成のうちの2編成(1編成=11両)。11両のうちの6両は、富山の新たな観光キャッチフレーズ「パノラマ キトキト 富山に来られ」とシンボルマーク、立山黒部アルペンルート・雪の大谷、ぶりしゃぶ、雨晴海岸から見た立山連峰、シロエビの写真で構成したもの。ほかに、立山黒部アルペンルート・雪の大谷と雨晴海岸から見た立山連峰の写真(大型:タテ159cm×ヨコ350cm)をそれぞれ掲げた車両が2両ずつと、朝日に染まる雨晴海岸の車両が1両という編成になっている。車両のヘッドにも「パノラマ キトキト 富山に来られ」とシンボルマークを掲げ、山手線を走る。ちなみに1編成は約60分で山手線を1周する。
このほか、11月21日(水)から12月23日(日・祝)までの間、全国のJR主要駅約1,000箇所でそれぞれ1週間ずつ、観光ポスター(B全サイズ)が掲示される。首都圏では、新宿、渋谷、東京、品川、池袋、有楽町、新橋、横浜、大宮の各駅。観光ポスターは、立山黒部アルペンルート・雪の大谷、ぶりしゃぶをメインビジュアルに、「美×旨 その魅力は足算ではない、掛算である。」と「富山に来られ」のキャッチコピーが効果的に使用されている。国宝・瑞龍寺や世界遺産・五箇山合掌造り集落、黒部峡谷といったパノラマ、獲れたてのベニズワイガニやます寿司などのキトキトも登場し、富山の魅力をアピールする。
●観光MAPを片手に富山を散策しよう
新観光キャンペーンに合わせて制作された「富山の観光MAP」にも注目したい。広げるとA全サイズ・蛇腹折りのパンフレットには、「海の不思議に出会う」、「山の自然を楽しむ」、「富山の里・富山の技」、「祭りと風物・人情に出会う」など、7つのテーマをもとに富山の魅力がダイジェストに紹介されており、富山を旅するときに便利なMAPとなる。
たとえば、「海の不思議に出会う」では、観光ポスターに掲載の雨晴海岸の絶景をはじめ、ブリやホタルイカを育む富山湾の不思議、幻想的な姿を見せる蜃気楼、富山湾の深層水などをクローズアップ。約2,000年前に埋没した樹齢約500年のスギの樹根を展示する魚津埋没林博物館や、日本一のマングローブ再現林をはじめとする熱帯・亜熱帯性の海浜植物を集めた氷見市海浜植物園などの施設情報も充実している。“懐かしい日本に会いに行こう!”のキャッチコピーが添えられた「富山の里・富山の技」では、家々を囲む屋敷林と田園が織り成す砺波平野の散居村の風景や、坂道に白い石畳、ぼんぼりが映える八尾の諏訪町通りの写真が印象的だ。パンフレットの中面には、富山県の全体マップやおすすめのモデルコース、富山ライトレールと万葉線の路面電車などの情報も紹介。富山の観光がわかるこのMAPは、東京・有楽町の県アンテナショップ・いきいき富山館、県内の観光案内所などに配布されているので、チェックしてほしい。
富山県商工労働部観光課では「新観光キャンペーンの一環として、まずJR山手線を使って元気な富山県をアピールします。また、今後、羽田空港でのポスター掲示や、エージェントと連携した広域旅行商品の開発・PRも行っていきます。実際に富山にいらして、観光MAP片手にパノラマとキトキトを満喫ください。なお、新観光キャンペーン開始と山手線運行を記念したプレゼントキャンペーンも実施しますので、お楽しみに」と話している。
問い合わせ
●富山県商工労働部観光課
TEL.076-444-3200
FAX.076-444-4404
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1302/