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2006年 9月 27日 [ 特産品 ]
No.267-1:富山生まれの「てんたかく」を使った商品、続々誕生—5名様にプレゼント!!—
新米が食卓にのぼる季節。富山県が開発した早生品種で、品質の良い「てんたかく」に関連した話題を紹介。てんたかくを使った寿司や空弁を製造・販売している「いぶり鮨 香家(こうや)」(富山市)では、てんたかくの無洗米ブランド「艶(えん)むすび てんたかく」を新発売した。また、「日の出屋製菓産業」(南砺市)では、「てんたかく 玄米せんべい」を商品開発し、10月から直営店の「ささら屋」やインターネットなどで販売を始める。
●県推奨品種「てんたかく」を無洗米に
新米が食卓にのぼる季節。富山県が開発した早生品種で、気象変動に強く、登熟期の高温や低温、日照不足でも安定して品質が良い「てんたかく」に関連した話題を2つ紹介しよう。まず、てんたかくを使った寿司や空弁を製造・販売している「いぶり鮨 香家(こうや)」(富山市)が、てんたかくの無洗米ブランド「艶(えん)むすび てんたかく」を新発売した。
無洗米は、そのまま炊ける手軽さや都市圏の水道水の味のまずさなどを背景に、外食産業や一般家庭で利用が広がっている。香家では、新たな販路開拓と、てんたかくの美味しさを全国に知ってもらいたいと、無洗米に着目。南砺市の生産農家の協力を得て、今秋販売にこぎつけた。都内の高級食材店やデパート、テレビショッピングなどで販売する予定。
価格は5kg入り1,979円、10kg入り3,938円(送料別)。地方発送の場合、それぞれにアルカリイオン深層水「深海遊夢」が付いている。袋には、富山のおいしい米と全国の人との縁、結びつきを願って、天の川、織り姫、彦星をイメージした愛らしいイラストといな穂を添付。香家では、「美味しい富山米を家庭で手軽に味わってほしい。ブライダルの引出物用に小分けのパッケージも用意している」と話している。
●てんたかくの玄米を使った香ばしいせんべい
良質の富山米を使ったせんべいやあられ、かきもちなどを製造・販売する「日の出屋製菓産業」(南砺市)では、「てんたかく 玄米せんべい」を商品開発し、10月から直営店の「ささら屋」やインターネットなどで販売を始める。JA全農とやまとタイアップして県内外へ発信し、てんたかくの消費拡大につなげる。
「てんたかく 玄米せんべい」は、富山生まれのうるち米・てんたかくを原料にして初めてできあがった商品。しかも玄米を100%使用した点が大きな特徴だ。せんべいの原料は通常、精米したものを使うが、玄米を使うことで香ばしさを出したほか、消費者の健康志向にも応える。一枚一枚丹念に焼き上げられたせんべいは、口に入れると玄米独特の食感、旨味が冴える。心地よい風味と歯ざわりも印象的だ。
日の出屋製菓産業は、県内で唯一、せんべい生地から一貫生産しているメーカーで、原材料もほぼ県内産を使用するなど、地元の新鮮な農水産物を原材料にした商品開発にこだわり、これまでに富山湾のシロエビを使ったさっぱり塩味のせんべい「有磯のしらべ」などを手掛けてきた。今回の「てんたかく 玄米せんべい」は、7月に試作品が完成し、直営店などで試験的に販売し好評を得ていた。
日の出屋製菓産業では、「清らかな水、豊穣の大地と、豊かな自然に恵まれた富山で生まれた良質米はせんべいづくりに欠かせない。この自然環境で生まれた、てんたかくの玄米で作ったせんべいの美味しさをぜひご賞味ください。」と話している。同社では、自家精米後の米ぬかを加工して土壌改良材にするなど、環境に配慮した商品づくりを行っている。生産現場などを見学できる産業観光も受け付けているので確認したい。
なお、日の出屋製菓産業から「てんたかく・玄米せんべい」と「富山湾のしろえびせんべい“有磯のしらべ”」をセットにした商品を抽選で5名様にプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容「てんたかく 玄米せんべい」・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号、記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。<10月1日(日)締切り。発表は発送をもって代えさせていただきます。>
問い合わせ
<「艶むすび てんたかく」について>
●香家
TEL.076-443-9666
FAX.076-443-9667
http://www.kouya.jp/
<「てんたかく 玄米せんべい」について>
●日の出屋製菓産業
フリーダイヤル.0120-293308
FAX.0120-293380
http://www.sasaraya-kakibei.com/