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2006年 5月 17日 [ トピックス ]
No.248-1:帆船・客船が続々寄港! 海フェスタとやま
“海の日”にちなみ、7月15日(土)〜23日(日)の9日間、港湾・海岸部を中心に県内全域で開催される全国イベント「海フェスタとやま」。記念式典やセミナー、船の一般公開・体験乗船など62事業がこのほど決定した。海の総合展、新・旧2隻の海王丸よる総帆展帆、海上保安庁の巡視船・自衛隊の護衛艦の体験乗船、マリン・ビーチスポーツ大会など、多数のイベントが開催される。
●新・旧2隻の海王丸による同時総帆展帆を見学
“海の日”にちなみ、7月15日(土)〜23日(日)の9日間、港湾・海岸部を中心に県内全域で開催される全国イベント「海フェスタとやま」。式典やセミナー、船の一般公開・体験乗船など62事業がこのほど決定した。イベントを通して、海や港に対する関心を高めるとともに、県内港湾の利用促進、富山の観光や産業の魅力をPRすることが目的だ。
会期中には、皇族臨席による記念式典(富山国際会議場)、海事関係機関の活動や蜃気楼・ホタルイカなど富山湾の魅力を紹介する海の総合展(海王丸パーク)、伏木富山港の特定重要港湾指定20周年記念シンポジウム(射水市)、寄港船舶の一般公開・体験乗船、海や港関連の博物館・資料館の特別展示、マリンフェスタ、マリン・ビーチスポーツ大会など、多数のイベントが開催される。
注目は、航海訓練所練習帆船「海王丸」(2代目)、大阪市練習帆船「あこがれ」、航海訓練所練習汽船「銀河丸」、気象庁海洋気象観測船「清風丸」、海上保安庁設標船「かいおう」など、海や港で活躍する船舶約20隻が伏木富山港(伏木港・富山新港・富山港)に続々と寄港し、一般公開・体験乗船を行うことだ。船内で船の役割や機器などの説明を受けられるのでぜひ参加したい。海王丸は7月15日(土)から19日(水)まで富山新港(海王丸パーク)に寄港し、初代海王丸が係留されている対岸の海王岸壁に接岸。見どころは17日(月・祝)の総帆展帆で、初代・2代目の2隻の海王丸が同時に総帆展帆の競演を行う。
16日(日)に海上保安庁の巡視船や帆船「あこがれ」、22日(土)には自衛隊の護衛艦のほか、県高等学校実習船「雄山丸」、国土交通省監督測量船「なごかぜ」、高岡市渡船「如意の渡し丸」などの体験乗船(公募)も実施される。海上保安庁の巡視船体験乗船では、高速機動訓練や海難救助訓練、密輸船等捕捉訓練などを見学できるのも楽しみだ。
また、客船のクルーズ(有料)にも注目。客船「ぱしふぃっくびいなす」に乗船しての釧路・函館4日間の旅[19日(水)〜22日(土):伏木港発着]、客船「ふじ丸」による富山湾ワンデークルーズ[3日(月):富山新港発着]などが予定されているので、優雅な船旅を満喫したい。
●各地でマリン・ビーチスポーツ、港まつりを集中開催
マリン・ビーチスポーツ関連では、富山県新湊マリーナから石川県七尾市までの大型クルーザーレース「北前船新湊〜七尾レース」、大型艇によるヨットレース「有磯海レガッタ」、氷見沖に浮かぶ“自然の宝庫・虻が島”へカヌーで渡り、清掃活動を行い、小境海岸でカヌー教室を実施する「小境海岸海まつり」、全国に参加者を募る「海王丸記念ビーチソフトバレーボール大会」アテネ五輪出場選手の教室も行われる「岩瀬浜ビーチバレーボール大会」といった15の事業が新湊マリーナや氷見海岸など県内各地で予定されており、マリン・ビーチスポーツに親しむ機会を提供する。
会期中にイベントを繰り広げるのが「あいの風 マリンフェスタ」。プロ・アマバンド演奏やチアリーディングのステージ、マリンバザールなどが海フェスタのメイン会場となる海王丸パークで行われる。行灯カーニバル、行灯神輿選手権大会など、ユニークなどイベントもあり、夏の夜を幻想的に彩ってくれる。
富山新港新湊まつり、岩瀬みなと祭、伏木港まつり、魚津みなとまつりなど、毎年8月に行われていた各地の港まつりが会期中に集中開催されることも話題で、県内の海岸部全域でフェスタの盛り上がりが期待できそうだ。海フェスタとやまで元気とやまの熱い夏を感じたい。
なお、事務局では、帆船「あこがれ」の体験乗船(有料)の一般参加者やマリンフェスタ・ステージへの出演者、特産品・飲食関連の出店の募集告知などを「海フェスタとやまHP」を通じ、これから本格化させるので確認を。
問い合わせ
●海フェスタとやま実行委員会事務局
TEL.076-444-4053
FAX.076-444-4419
http://www.umifes.jp/