●銀座に春の色と香りを運ぶフラワーカーペット

　4 月29日(祝)、東京銀座で「みゆき通りフラワーカーペット」が開催される。百貨店や高級ブティックなどが立ち並ぶみゆき通りをキャンバスに、チューリップの花びら120万枚を敷き詰めて模様を描くという彩り鮮やかなイベント。その長さは300メートルにもわたり、「色鮮やかなカーペットを広げたよう」と毎年来場者から感激の声が聞かれるほどである。
　全国一のチューリップ球根の生産地として知られる富山県のイメージアップと、球根の収穫時に出る花首の有効利用・リサイクルなどを目的に昭和62年から続けられているもので、みゆき通りの春の恒例行事として人気を集めている。
　今年のスケジュールでは、29日の早朝、富山県から運びこまれた花びら（120万枚）がみゆき通りに到着。午前中に、小学生をはじめとしたボランティアら約250名により、色とりどりの花びらを使って13点（1点ヨコ10メートル、タテ4メートル）の作品が制作される。12時30分から17時までの公開中には、とやま特産大使によるチューリップの切り花のプレゼントなども企画されている。


●チューリップに思いを込めて図案を作成 　

　現在、このフラワーカーペットの図案を全国から募集中。テーマは、世界の祭り、特産物、風景など。富山県民の方からは、富山のふるさと自慢なども受付。作品は、B4の用紙に赤、白、黄、桃、紫、緑の6色のみを使用して作成。作品の裏面に、住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号を明記すること。応募は4月 12日（必着）までで、〒108-0023　東京都港区芝浦3-20-4　(株)ティー・シー・ジェー「銀座みゆき通りフラワーカーペット図案」係へ。なお、図案はシンプルでわかりやすい、大きめのものがおすすめ。応募作品は返却されない。
　 採用の方には記念品が贈られる。春の気配を感じ、チューリップの花びらを思い浮かべながら、あなたも作品を描いてください。

問い合わせ
●富山県農林水産部生産流通課
TEL076-444-3271