特産品

アーカイブ

2002年 9月 11日 [ 特産品 ]

No.101-2:お湯で濡らすと富山の風景が出現する、不思議なタオル登場


●富山湾の自然現象、しんきろうがタオルに出現!?

 富山県内の特産品を販売する第三セクター、富山県いきいき物産(株)から今夏売り出された「いきいきタオル」が、お盆の帰省客や八尾おわら風の盆で訪れた県外観光客などから好評を得て、売上げを伸ばしている。タオルは3種類で、「富山湾からのぞむ立山連峰」、「魚津から見る富山湾の風景」、「越中八尾おわら風の盆」の絵柄がそれぞれプリントされている。
 見かけは普通のタオルだが、温度の変化で色が変わる特殊な染料が用いられており、35℃以上のお湯で濡らすと絵柄が変わるユニークな仕組み。富山湾からのぞむ立山連峰の絵柄は、シルエットだけだった山並みが雪山に変身する。魚津から見る富山湾の風景には、しんきろうの絵柄に加えて“しんきろうの見える街 魚津”という文字が浮かび上がる。越中八尾おわら風の盆の絵柄には、編み笠に浴衣姿の女性の踊り手の背後に、法被姿の男性の踊り手が登場する。

→写真をダウンロード(350dpi)


●富山県の観光PRに役立つアイデアグッズ

 変化した絵柄は、35℃以下になると元の姿に徐々に戻るように工夫が凝らされている。絵柄の変化は40回ほどの洗濯まで持続できる。
 タオルの大きさは、タテ約32センチ、ヨコ約84センチで、1本600円。贈答用に便利な化粧箱も1箱100円で販売されている。
 富山県のユニークなお土産品として、また観光PRに役立つアイデアグッズとしても魅力。かつて人気を集めたテレフォンカードに代わる粗品として商店や企業からも注目されている。

問い合わせ
●富山県いきいき物産株式会社
TEL076-444-7137

コメント

その他の特産品

ページの先頭へもどる↑