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2003年 2月 12日 [ 特産品 ]
No.111-3:富山湾の海洋深層水仕込みの地ビール、DLGマーク認定
●ビールの本場・ドイツで認められた品質
氷見市にある「いきいき地ビール」で開発された富山湾の海洋深層水仕込みの地ビール「めざめる」が、ドイツ農畜産業協会(DLG)の2003年DLG品質保証マーク審査会に出品。日本の地ビール会社の中で唯一、同マークに認定され銀賞を受賞した。
DLG品質保証マークの審査会は、ドイツの国内法「ビール純粋令」によって実施されており、ドイツ国内のほとんどのビール会社が出品している。出品されたビールを一定期間保管したあと、品質の劣化などを分析し、品質の安定した優れたビールにDLG品質保証マークが与えられるもので、品質保証レベルとして金、銀、銅賞の3段階が設けられている。「めざめる」は日本地ビール協会の推薦を受けて今回初めて出品され、日本から出品された20社、23銘柄の中で唯一、DLG品質保証マークに認定。2002国際ビール祭(大阪)での銅賞受賞に続き、その品質が評価された。
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●まろやかな風味とホップの爽快さ
いきいき地ビールでは、富山らしい地ビールを製造するため、富山湾の海洋深層水に着目。2001年4月から富山県立大学と共同で深層水の成分測定を行い、深層水とモルト、ホップの適合試験などを経て、同年12月に「めざめる」を誕生させた。
「めざめる」は、まろやかな風味とホップの爽快さのバランスに優れており、深層水ならではのミネラル成分などの高さも女性客らに好評を博している。また、健康食品といわれる酵母菌が生きたまま含まれて、地ビールならではのコクのある味わいが楽しめる。いきいき地ビールは「1本1本手作り」をセールスポイントに、年間最大180キロリットルのビールを製造するメーカーで、DLGマーク認定を機に世界へ販路をつなげたいとしている。
問い合わせ
●いきいき地ビール
TEL 0766-91-8200
http://www.iki-iki.co.jp/